お子のクラス以外、１年はすべて今日学級閉鎖になったそうな。

そんななか、１日が試合なんでお子は欠かさず練習にでている。
が。
その学級閉鎖になったクラスにいるテニスが上手な子たちは、練習お休みしている。

そりゃそうなんだけど。

お子は、自分が練習しちゃってていいのかと自問自答。
つか、
「本当はテニスの練習しちゃいけないんじゃないのぉ？」
なのである。

インフルエンザになってないんだからいいんじゃまいか。

ものごと万事丼勘定のまゆぼうである。

お子が携帯に家から電話してきた。　
「ねぇママ、今日のぉお弁当おいしかったんだけどぉご飯残しちゃった」
朝の出掛けの激不機嫌が思い出せないくらいの物言いになにかあるかと思ったら。　
「箸一本だったの」　

なにそれ？

箸は一膳でしょうがと思ったら、　
「箸が一本しかなかったからおかずつきさして食べるしかなかったの！
なんでなの？
恥ずかしかったんだからね」　


「お仕事の人にしゃべるんでしょう」

「ママのブログに書くんでしょう」　

ええ、そのとおりですよ。

仕事中に笑いを堪えるのがことのほかしんどい思いをした。　

お弁当にはお箸一膳つけたかどうか持たせる前に確認せねば(´∀｀）

だるいしまぶた重いし鼻水とまんないし喉乾くし寒気するし。　
お子に自転車かっとばして風邪薬買ってきてもらった。　
調子悪い。

おとといの試合ではお子いつものごとく負けたわけだが。　
２つミス。　
お子は空を見上げて、本当に悔しそうな顔をした。　

はじめて見た。　


どのコーチにもやる気なさそうと言われるお子の、はじめて見た悔しそうな顔。　
負けてもいいよ　　


予選勝って本戦まですすんだら携帯とiPodと本棚とお子の部屋の壁紙張り替えというお子の最近のおねだりネタいっきにかなえてやりたくなったバカ親まゆぼうである。

会社はカーテンとふとんを売る店を経営している。　
自分はお客さまから注文いただいたカーテンの寸法をパソコンに打ち込み必要メーターを割り出して各生地メーカーさんに発注するのが主な仕事。
生地メーカーさんのひとつが昨日から何度電話しても出てくれなかった。　
毒舌姐さんも何度問い合わせの電話をしても誰も出ないという。　
電話番号変更とかの話もないし、どうしたんだろうと思っていた。　
その生地メーカーさんの担当さんの名刺に携帯の番号があったからかけてみたら「電波の届かない場所か電源が入っていないため…」であった。　

「なんかおかしいですよ」と自分。　
「昨日発注したぶんどうなってるかだけでもわかんないと困るよね」と毒舌姐さん。　

１１時すぎから毒舌姐さんも会議にはいっちゃってどうしたもんかと思いながら仕事してたら見慣れない番号の着信。
案の定、さっき携帯にかけた生地メーカーさんだった。　



ところが。　


「実は会社が倒産したんです」


耳をうたがった。　

なんでも昨日の朝、その生地メーカーさんに弁護士がきて会社は倒産しました、みなさん解雇です、社長は自己破産しましたって言われて今は自宅から電話したのだそうな。

昨日注文いただいた生地は送ることもできませんという返事だった。　

そんなことって。　


そんなことって。　


あるんだ。　


会議室に内線したら話を中断するタイミングだったみたいで不機嫌な社長の声で　
「なんだ？」

「△△商事が倒産しました」

会議室の自分の声がどんなふうに響いたか。　


役席の数人が会議室から出てきて、　
「まゆぼうさん、△△商事の発注書みせて。店に連絡する」
「まゆぼうさん、もう一度聞かせて今の話」



それからは生地メーカーさんの生地を注文していたぶんの洗いだしとかで小一時間まわりが騒然とした。　

こんなことってあるんだ。
こんなことってあるんだ。　
ある日突然仕事に行ったら「この会社は倒産しました」
「あなた方は全員解雇です」　
って言われちゃうような事が。

昨日、頭が痛いとお子がいう。また学校にいきたくなくなったのかなあとうんざりしつつ午後から会社を休んでお子を病院に連れていった。　
風邪の引きはじめとのことで薬をもらって帰宅した。　

ところが今朝つか明け方。お子がトイレに駆け込みげーげー吐いていた。　

朝になって微熱もあったからまたも学校を休ませた。吐き気がしたとき二階の部屋から降りてきたのが大変そうだったから一階の私の部屋に寝かせ、出社。
日中、お子から携帯に電話がはいる。　
「ねぇママぁ、熱あがってきちゃったぁ」

(￣□￣;)!!

マジかよ。

昨日連れていった病院にあわてて電話してみたが午後休診だった。
帰宅してなるべく身体が暖まりそうな煮込みうどんをこさえて食べさせ。
追い立てるように寝かしつけ。　

明日は中間テストだそうな。

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