お嬢の日記
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私が見つけたラッキー♪
「もうこんな所ではやっていけない」 「来年までもつかな」 「後何日耐えられるのだろうか」 「移動願いを出して部署を変わったら」 「もう少し楽になれて働きやすくなるのだろうか」 毎日のようにこんな風に思いながら。 仕事をしている。 この歳になると仕事は生活のため。 ちょっと残念なのかもしれないけれど。 私にとって仕事とは。 やりがいよりはどんな仕事でもいいので。 出来る仕事なら何でもよい。 例えばお茶くみだって立派な仕事だと。 思っている。 どんなに理想を追いかけた所で。 理不尽や矛盾に潰されるのも知っている。 今日偶然に男性の同期に会った。 「正職員になってどうですか?」 「ウーン、やっぱり残業も多いししんどいですね」 「そうですか、それは大変ですね」 「私もあまり体調優れなくて」 「お互いに無理しないでいきましょうね」 非正規の私は正直彼のことが少し。 羨ましく感じていたのだが。 やっぱり隣の芝生は青く見えるだけで。 結局どこに行っても何かしらの困難はあるのだ。 だから今の場所でこの先もやれる所まで。 頑張りたいと言う信念は間違いではないのかな と思いたい。 どんなに嫌でしんどい仕事も。 誰かがやらなければならない。 どんな仕事でも役に立っている喜びを。 感じられるのだし。 お金よりも時間を大切にしたい私は。 今の段階ではこのまま非正規職員でもいいのだと。 改めて思えて有り難かった。
「早く帰って来ないかな」 鍵っ子だった私は毎日母の帰りを。 玄関前で待っていた。 今では時折「先に来て待ってたよ」 約束した日は両親が待っている。 立場が逆になっていく状況は確実に。 お互いが老いていく寂しさも。 そしていつかは別れの日が来ることも。 「いい匂いがするね」 「でも今回も残り物の寄せ集めよ」 電話でせっかちに会話するより。 短い時間でも顔が見れた方がいい。 一緒に暮らしている時は囲めなかった。 食卓の時間も蘇る。 「最近はこんなことがあったよ」 ちょっとだけ大変だけれど。 両親のぬくもりにホッとしているのは。 まだまだ子供でいたいのだなと。 見送りながら少し寂しい。
「青い薔薇があるの知っている?」 「えぇ〜そんなのあるの知らなかったよ」 と言う訳でウインドウショッピングへ。 本当に真っ青な薔薇で貴重ではあるけど。 綺麗と言うよりは少し冷たい感じがして。 あまり綺麗でない。 そこにピンクや黄色のカーネーションを。 添えるとなかなかな見映えに。 やっぱりないと寂しいかな。 でお買い上げに。 一日早いのだけれど。 数時間後に母から弾むような電話が。 青い薔薇の存在は知っていたようで。 「お父さんが工夫して花瓶に活けてくれたよ」 「ありがとう」 青い薔薇の母の日の今年は。 ちょっと特別な思い出になってくれると。 いいな。
ディズニーで可愛くて綺麗な映像だからで。 終わらない。 メキシコの少年が主人公なのも新鮮で。 ストーリーに入っていけるのもいい。 「頑張れば夢は叶う」とはならないのだけれど。 そのひたむきな姿には導いてくれるものや。 応援してくれる人は必ず居る。 才能やDNAに導かれているものには。 そこにチャレンジしない訳にはいかない。 けれど夢は時に家族を引き裂くものでもあり。 何が自分の人生に一番大切かを。 問われることでもある。 自分が存在していることに。 ご先祖様や家族が居る。 遺影がどうしてあるのか。 単純にわかりやすい。 亡くなったお爺ちゃんと会ったことはない。 お婆ちゃんと。 可愛がってくれた叔母さんのことを。 思い出しながら仏壇に手を合わせられる。 手を合わせる意味がリアルに想像出来て。 なんだか清々しい。 「私がこの世に生きたことを忘れないで欲しい」と言う。 あの世からのメッセージと。 「あの世でも家族で幸せに暮らしているよ」と。 そしてお盆には私達家族の元に切符が。 用意されているのだと。 母が結婚する前に亡くなったお婆ちゃんに。 もしかしたら死後に会えるかもしれない。 死後も明るく幸せに暮らしているご先祖様の。 あの世が観られた気がして。 幸せな気持ちに。
明日で連休も終わりだから。 明日が終われば正月まで突っ走らなければ。 ならない。 休みの日の朝は目覚ましをかけないが。 本来は理想なのだけれど。 これくらいの時間に起きてあれとこれが。 出来たらいいなって。 毎日やりたいことは沢山ある。 昨日は行きたい所に行けず。 ちょっとガッカリしたけれど。 だけど観たかった録画が観れて。 感動した。 こんな風に予定通りにいかないことの方が。 多いのだけれど。 明日想像することの何が出来るだろう。 そして今日の一番の満足で嬉しかったのは。 友達に布団のカバーを変えるのを。 手伝って貰えたことだ。 毎日憂鬱なプランも含めて。 明日はどこまでやれるか楽しみに。 眠りにつきたいと思う。
皆んなが一つになれるものはやはり強い。 私の住む街には一年に一度。 駅前でジャズストリートの演奏をがある。 今回は連休に渡り開催されている。 治療に行く際に通りすがる音色に少し耳を傾ける。 しかしライブと言うものに経験がない私には。 良さが今ひとつわからないが。 歌には歌詞に込められる意味と演奏や演出が合い重なり。 心に響くものがある。 「私には耳に障害を持つ息子が居て」 「息子の為に作った曲も聞いて頂きたいと思います」 そう語りかけから入るボーカルに。 大切で守っていきたい存在が居る人こそ。 感謝して生きているし。 何かの形でその思いを響かせることが出来るのだ。 そんな思いと場を自然に共有出来るのも。 素敵だな。
普段から眠る時間もあまりないが。 眠れないくらいしんどい夜は辛い。 原因不明の病と生涯付き合っていくのは。 正直やっぱり辛い。 今でも十分努力してるつもりだけれど。 健康ならもっと何でも出来ると。 いつも思ってしまうけれど。 どんな人でも何かの事情を抱えているだろうから。 やっぱり自分だけが特別ではないかな。
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