お嬢の日記
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私が見つけたラッキー♪
ご年配のきっと良く人の視てる。 電話でも名前の覚えてて下さった。 約一年ぶりの再会とアドバイス。 今日でこの場所とはさよならと言って。 「次の職場が近くなら」 「また是非立ち寄って下さい」 この場所に足を運ぶ度に。 いつもこの席に座っていらっしゃった。 そんな姿も見れなくなって。 人は苦手というけど私には。 おちゃめな笑顔と要領と厳しさの。 最後にお会い来て。 嬉しかったです。
退職をしてから。 何も考えられず出来ずに。 過ぎ去っていく日々。 今一番したいことは。 長年の。 自業自得で崩れた。 身体のメンテナンス。
どこかを彷徨いながら。 回り道を繰り返しくり返し。 きっとこれからも待ってる。 何も考えられずに。 連続で見た画面から。 華麗に舞うリンクの舞姫。
懐かしい場所の思い出話。 小雨に走る道の小さな小休止。 香ばしい香りの漂う白いポットと。 今ではもう遠い昔のような。 紺色の作業着に帽子の似合う。 親友と心友の両方の。 時折いくつか鮮明に蘇る。 「初めまして」から。 きっとお互い今でも。 「初めまして」って。 色焦ることのない。 そんな一ページ。
きっと努力の足りなかった日々。 だけどこんなチャンスに恵まれて。 最終日を迎えた朝。 課長の言葉に深々と。 頭を下げることしか出来なくて。 挨拶のしきれなかったお昼休み。 最初で最後の社内メール。 早飯のラインで会う最後の姿。 「きっと合う所があるから」って。 ありがとうTちゃん。 最後まで一番お世話になった。 「またいい所があったらね・・」 社員の先輩方から頂いた。 「有志一同」の品とメッセージと。 一人で帰る涙の帰路。 お世話になりました。
本当にそう。 「人の気持ちをもっと考えるようになって いかなあかんと思いますよ」 滅多に言われることのない言葉。 器用な人から見るとそうなるんだろう。 自己中の自分のことだけで。 いつも精一杯な私。 自覚してるけれど。 痛かった言葉。
人間は苦労の連続には耐えられるが 幸福の連続には我慢出来ないものである
スタジオの隣で伝わる空気。 何も言わない私に。 時々下さる今日の言葉。
何も考えられない今。 昔Tちゃんがくれた懐かしい曲。 今の私の心に優しく。 語ってくれる歌詞と心地良い曲調。 繰り返し繰り返し聴いて。 歌姫のように今歌いたい曲。 WINKの。 「シェリー・モン・シェリ」
Tちゃんと近所の。 一度は行ってみたかったご近所の。 お昼のバイキング。 職場ではなかなか話すことの出来なかった。 少しはわかって貰えたかな・・。 隣のディスカウントストアで買い物をして。 このままここに居られたらなと思う気持ちと。 同じ職場で過ごす残り少ない時間。
慌しくいろんな場所を周った週末。 きれいごとでは生きては行けないから。 あと少し・・・と言う思いと。 苦手の試験管のはずの。 だけどとても名残り惜しい。 私にはいろんな思いの詰まった。 もう二度と入ることのない選別室。 白板から消えた私の名札・・。
普段は通り過ぎる。 地元の駅の。 ウインドーショッピング。 本屋とCDショップへ。 立ち寄った待ち時間。 新しく出てた大好きな。 あゆのアルバムを眺めて。 だけど少し疲れてて。 申し訳なかったお酒の席で。 頂いた百貨店の紙袋。
廃棄処分の試験管の。 詰め合わせ作業。 苦手のはずたった試験管を見てると。 なんだか愛しくて。 こっそり手順を繰り返す数分。 解散式に向けて。 歌を歌うお昼休み。 一人パソコンに向かって。 総務部へ送る書類の送信。
久しぶりの包装作業。 殆どが新しい仕事の。 忙しくて大変でも。 なんとかそれなりについていける。 作業もあるなって。 事務職しか経験の無かった私。 大手の製造部で学んだ。 憧れの業界の。 数々の仕事。
提出した書類と。 お昼に食べた。 出来損ないのアップルパイ。 残業で久しぶりに。 一緒に終わる更衣室。 歩いて一緒に帰る最後の裏道。 そしてたくさん話した言葉。
私の少しの趣味の。 レパートリーの少ないお菓子作り。 昔買った出番の殆どないパイ皿で。 レモンとシナモンを入れ忘れた。 生まれて二度目に焼くアップルパイ。 手間がかかり過ぎて。 ちょっと失敗作の。 でもなんとか形になってくれて。 また焼くことはあるかな?
ペアでのクスリの解体作業を終えて。 一人でもなんとなく慣れた。 ダンボールと箱作り。 なんとなく目をやると。 少し離れた隣のラインで。 目線が合って。 手を振るTちゃん。 こんなこともきっと最初で最後。 ちょっと涙が出た時間。 「晴れの日も雨の日もありますから」 そして深夜に返したメッセージ。
少し苦手意識の。 たまたま一緒になった扉で。 少し勇気を出して。 お世話になった旨を伝える。 だけど少し冷たく。 感じたのが痛かった正直・・。
やっと一箱が見れるようになって。 もう少し成長したかったなって。 思い出の170本と210本。 これがきっと最後の選別室。 「今日はもう終わり?」 穏やかな年配の先輩の言葉。 「はいお先に失礼します」 残りの。 半日休暇で帰った帰路の。 寂しい胸内。
「Just Married」 「新しい人生の第一歩を踏み出しました」 突然届いた葉書。 たった一度きりしか会ったことのない。 電話で話してた時の懐かしい。 そこに写る幸せそうな姿。 彼女の写るその姿は。 人生はきっと何度もやり直して。 掴む幸せもあるのだと。 そう語るかのように微笑む彼女。 おめでとうございます。 末永くお幸せに。
まるで死んだように。 眠って眠って眠り続けて。 どんな時も自分なりに。 走り続けて来たのだけれど。 少し疲れたから。 何も考えないで。 休みたいな・・・。
狭い家の普段は誰も来ない。 遠方からの親戚が集まって。 96歳まで生きた祖父の法事。 皆歳だから会えるのは。 これが最後だろうからって。 兄弟の多い父と母。 弟の奥さんとお膳を運んで。 体調が悪くて寝込んだ夜。
久しぶりのTちゃんとの焼肉。 ご近所のいつもの場所の。 一人だけ一足早いいつもの帰路。 仕事仲間のお姉さんも一緒に。 わかってもらおうとは思わないけれど。 自分のことはきっと自分にしか。 わからなのだから。 きっと何を言っても。 言い訳になるのだろうから。 そう心で思っていても。 ちょっと辛くて食べた焼肉。
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