今日も寝起きからオリンピック中継を見ていたんだけど、昨日までと違うのはイタリア語のオリンピック中継を見ていたことなの。昨日の夜、イタリア語のオリンピック中継を見つけてからそればかり見ている気がする。きっと、今まで見ていたTVの中継よりもいい中継を見ることができるからかな。それに今までは生中継なんてまず見ることが出来なかったけど、イタリア語の放送では生中継で見ることができるから余計におもしろいのかもしれない。
今日はそんなことで、起きてからずっと男子体操個人総合決勝戦を見ていたんだけど、最後の最後で大逆転があって見ていてとってもおもしろかったかな。まさかこんな展開になるとは思っても見なかったから。さすがアメリカって感じもしたかな。だってアメリカってオリンピックになると信じられないくらい力を出してくるでしょ。だから今日の1発大逆転もアメリカならではって感じがしたの。今回、競泳では期待された割には選手が思うようにメダルを取っていないけど、今日の体操はアメリカの底力を見せつけたった感じがしたもん。
今日の体操個人総合で優勝したポール・ハム選手は跳馬で着地に失敗して、メダルは取れても銅って感じだっただけに最後の鉄棒では出来ることを思いっきりやろうって感じがあったようにも見えたかな。それだけに金メダルが決まった瞬間は本人よりもコーチが先に喜んでいたし、本人は冗談いわないでよって感じだったもんね。アメリカの選手でももう1人のブレット・マクルア選手の方がメダルに近かったようにも感じたし、最終種目の吊輪でいい点数が出なかったときにはもうアメリカにはメダルが行かないと誰もが思ったんじゃないかな。TVではポール・ハム選手が跳馬で失敗したときに「彼にはメダルはムリ」といっていたくらいだから。こうやって見ているとやっぱり最後まであきらめずに演技を行なった方が勝利を呼べるのかなって思っちゃった。
ところで、今日はこの男子体操個人総合の中継を合計3回も見ちゃったんだけど、最初はイタリア語で見ていたの。イタリア語のわからないムースとムー太郎なので、まったくわからないかと思いきやアナウンサーが何度も繰り返す言葉は何となくわかるんだよね。それがスペイン語に似ている言葉なら意味を取り違えていると思えないしね。で、今日は体操の中継を見ていて、「ドッピョ・サルト(Doppio Salto)」という言葉を何度も繰り返していたの。最初は何だろうなんて思っていたけど、きっと2回転飛びだろうって思ったんだ。で、よくよく見ているとやっぱり「ドッピョ・サルト」とアナウンサーがいったときには選手が2回転しているの。まったく何をいってるかわからないかと思っていたけど、ちょっとわかったからうれしくなっちゃった。そんなことで、今日は体操を見ながらずーっと「ドッピョ・サルト」だっていってたの。
先日まで競泳の北島選手のあら探しばかりをしていたTV中継なんだけど、今日はまったくそのことに触れてなかったの。ってことは、泳法違反がないって認めたのかな。こんなあら探しばかりをしているTVよりはMolto Beneを連呼してくれるイタリア語の放送を見ていた方が気分がいいかな。 |