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Mi Pensamiento Diario

警察による先導

今日TVを見ていたとき、急にあるコマーシャルのことが気になったの。そのコマーシャルとはナイキのコマーシャル("→watch it"というところをクリックするとコマーシャルが見れます)なんだけど、その光景がまるで牛追い祭みたいでいい感じなの。みんなイタリア語の話しているので舞台はイタリアだと思うんだけど、何かこういうことが本当にありそうな気がするからおもしろいかな。といっても、実際に「私を捕まえた人と結婚するわ」といって結婚するようなことはないと思うけどね。あと、ムースは実際に牛追いを見ているので、人々が牛を追う姿っていうものがわかるの。だからとっても親近感があるのかもしれない。今日の昼間はこのコマーシャルのことが気になって思わずナイキのHPにアクセスしてコマーシャルを見ていたの。

このコマーシャルを一体いつ見たかわからなかったんだけど、よく見るコマーシャルだなって思っていたの。そうしたら毎日見ている昼メロで流れているみたい。だからよく見ていたようなんだ。

レーガン元大統領が亡くなってからというもの、TVでお葬式の光景を見ることが多くなったんだけど、今日のレーガン関連の中継はすごかったかもしれない。

朝起きたときにTVをつけたらすでに中継がやっていたのだけれども、そのとき彼の棺はまだカリフォルニアに置いてあったの。そのうちに海兵隊員やら陸軍、海軍、空軍の人たちが出てきて棺を車に載せてどこかへ運んでいったなぁって思っていたら、カリフォルニアにある軍の基地に持っていってしまったんだ。で、そこの基地に何が待っていたかというと、なんとエアー・フォース・ワン。まさかこんなにすごいとは思わなかったから朝からTVの前でビックリしまくりだったの。棺はそのままエアー・フォース・ワンに載ってしまったみたいなんだけど、その辺は中継がやっていたんだか、いなかったんだかよくわからなかったんだ。っていうのは、きっとお昼の仕度をしていたか、もしくはシャワーを浴びていたから。

中継はお昼前に1度終わっちゃったんだけど、また夕方になったら中継が始まったの。そうしたら今度はメリーランド州のアンドリュー空軍基地に大統領専用機が来ていたので、棺がアメリカを横断したんだなって思ったの。こういうのはきっと軍の人たちがやってくれるからいいだろうけど、棺と一緒に行動しているナンシー夫人は大変だろうなぁって。だってそんなに若くないんだし、いくら大統領専用機で移動したとしても西から東はかなり疲れるだろうって思うんだ。

そのあと、棺を首都のワシントンに運ぶときの光景はとってもすごかった。一体何台の車が列をなしているんだろうって思ったの。その上、星条旗が乗せられた棺は馬車で運ばれていたりもしていたから。

そういえば、レーガン関連の番組を見ていて1つ思い出したことがあるの。それは霊柩車のことについて。以前、ムースがカナダのトロントへ旅行へいったときのこと。街をふらふらと歩いていたら前からサイレンを鳴らした白バイが来たの。ムースは何か事件でもあったのかなって最初思ったんだけど、そのあとに続く車を見て、これは事件じゃないなって思ったの。何でかっていうと、黒塗りのどう見ても寝台車と思われる車が白バイのすぐあとを走っていて、そのあとにはただの黒塗りの車が連なって走っていたから。あれはどう見てもお葬式の光景にしか見えなかったんだ。

名古屋で嫁入り家具を載せたトラックが決してバックをしないっていうのは聞いたことがあったけど、さすがに警察がトラックを先導するって話は聞いたことがないよね。だから警察が葬儀関係の車を先導するっていうのが信じられなかったの。きっと有名な人のお葬式なんだろうとか考えたりもしたかな。

そしてある日、誰かにアメリカではお葬式のときに霊柩車とかその他葬儀関係の車を警察が先導するのか聞いたことがあるの。そうしたらアメリカではそれは普通のことみたいね。葬儀場からお墓までは警察が先導してくれて、信号があっても止まらずに進むとか。

日本では霊柩車だろうが、何だろうが、一般の車両を警察が先導してくれるって話を聞いたことがないし、ムースの常識では考えられないことだったから、このことを聞いたときは本当にビックリしたの。もちろん、レーガン元大統領のような人の場合は信号などで止まらずに式場まで運ぶんだろうけど。っていうか、通行止めにしちゃうか。

ちょっとしたことなんだけど、ところ変われば常識も変わるものだなぁって思ったんだ。


2004年06月09日(水)




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