昨日の晩も今日の昼間もそうだったんだけど、いくらTVがつまらないからといっても映画の垂れ流しは危険かな。一体何があったかというと、昨日の晩、パソコンに向かって作業をしていたとき、放送されていたTV番組がおもしろくなかったからTVを消そうかなって思ったの。でもTVを消すと部屋の中が何となく寂しい感じがするから映画でも流しておこうと思ったんだ。で、何でもいいから適当に流そうと思って、目の前にあった「スパイダーマン」にしようと思ったの。「スパイダーマン」はすでに何度か見ているし、内容も知っているので、借りてきたばかりのビデオのように集中して見る必要もないからね。それに、これから「スパイダーマン2」(原題:Spider-Man 2)が公開されるし、先日その予告編を映画館で見てきたので、何となく「スパイダーマン」を見たい気分になっていたの。
で、「スパイダーマン」を垂れ流しにしたんだけど、垂れ流しどころか、パソコンの前に座っていながら目はTVの画面に釘付けになっていたんだ。気がつけば、何だかんだといいながら「スパイダーマン」を最初から最後までじっくり見てしまっていたの。でもって、「スパイダーマン」が終わったころ、ムースは眠くなってしまってそのまま寝てしまったんだ。
そんなことを昨日の晩に経験しておきながら、今日も同じことを繰り返したの。今日は昼間に何となく「トップガン」を流してみたの。さすがにこれだったらもう見ることはないと思っていたからね。だって公開時には映画館へ2度も足を運んで「トップガン」を見たし、ビデオが発売されたときもすぐにビデオを買って何度も見ていたし。そのビデオは今でも実家に置いてあるんだけど、今どきめずらしいβのビデオなの。今じゃ再生したくても再生することが難しいよね。ちなみに、ここ北の国に来てからは新しくVHSのビデオを買ったけど。
それだけ何度も見たビデオだったから今日はもう見ないだろうと思ったけど、これが意外や意外。これも結局最初から最後まで見てしまっていたの。いつものようにA2のGPZ900Rは格好とかいいながら。
そんなことだったので、今日も1日中何もせずに終わってしまったの。その上、今日はレーガン元大統領のお葬式関係の中継があまりなかったのでTVに釘付けになることもなく、何だかダラダラと1日が過ぎていっちゃった。
ところで、今日はムー太郎との会話の中で1つ面白いことがあったの。今日は先日スタンレーカップで優勝したタンパベイっていうのはどこにあるかという話をムー太郎としていたの。ムースはもちろんタンパベイがどこだか知っているけど、地理に滅法弱いムー太郎にはタンパベイがどこにあるんだかわからない。で、この話がなぜか転じ、リンカーンの演説で有名なゲティスバーグはどこにあるかって話になったの。
最初ムースはムー太郎にうそをついて、「ゲティスバーグってサウスダコタ州なんだよ」といいながら壁に張ってある地図でサウスダコタ州のゲティスバーグのところを指差したの。でもムー太郎もこれはうそだと気がついてしまったみたい。で、アメリカの昔の首都はどこだったって話になったの。ゲティズバーグのある州と旧首都の州は同じ州だからね。ムースはたまたま旧首都がどこであったか知っていたので、ムー太郎に「フライヤーズのところ」とNHLのチームを指していったの。でもムー太郎はどれがどこのチームだかまだ今1つよくわかっていない。だからしきりにムースに聞いてきたんだけど、ムースはヒントを出すだけでどこか教えてあげなかったの。トム・ハンクスの映画で題名にも舞台にもなった場所でデンゼル・ワシントン も出ていた映画の場所だよって。なぜそんなことをしていたかというと、ムー太郎は「何気にトム・ハンクスの映画ってたくさん見ているかもしれない」と、これから公開されるトム・ハンクスの映画「ターミナル」(原題:The Terminal)の予告を見ながらいっていたから。だったらこの映画の題名くらいわかるはずだよね。でも結局ムー太郎は映画の題名「フィラデルフィア」(原題:Philadelphia)を答えられずに降参。で、答えを教えてあげると同時にゲティスバーグの場所も教えてあげたの。
そうしたらムー太郎はいきなり逆ギレ。これっていつものことなんだけどね。でもって、「ムースにとっての常識はムー太郎にとっての非常識だ!」と言い放ったの。これを聞いたムースは思わず大爆笑してしまったけどね。だってムースが常識と思っていることが相手にとって常識でないってことがわかれば、なにがあってもこの人は知らないんだなって思って怒る必要もないから。もちろんムー太郎には常識があるんだけど、今日のこの切り返しはムースにとっておかしなことだったの。
そんなことでダラダラした日だったけど、大笑いもさせてもらった今日だったんだ。 |