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Mi Pensamiento Diario

ダメっていうばかりじゃ…

昨日の晩、日記を書き終わったあとにスミルノフ君とお話をしてたら、ついつい飲みすぎてしまって、今朝は気持ち悪くてしょうがなかったの。一般的にいう二日酔いってやつですね。今も胃が痛いんですけど。みなさんも飲みすぎには気をつけてくださいね。そんな二日酔いな状態であるにもかかわらず、食べたいって思えない煮込み料理を今作ってます。それは何かというとチリソース。こんなに胃が痛いのにチリソースなんて食べたくないよ。でも、豆を戻しちゃったし、しょうがないので作りました。ムースにとって生まれて初めての豆料理。いろいろと料理は作ってるものの、豆を使った料理は作ったことがなかったの。そんなことなのでキャーキャーいいながら豆を煮てたんだ。だってあんなにあくが出るなんて思ってなかったんだもん。肉じゃがとかを作ったときに出るあくの量と大して変わらないんだろうって思ってたらそうじゃなかったから、ちょっと混乱。でもあくさえ取ってしまえばもうこっちのもの。そんな感じで現在は最終工程に入っております。もうひき肉も炒めて豆と一緒にしてあるので、煮汁が減って味がしみこむのを待つだけ。本当はひと晩寝かせればいいんだろうね。たくさん作ったからちょっとだけ今日食べて残りは明日にしようかな?って胃が痛いのにもかかわらず、食べようとしてる自分が恐かったりして。レシピなしで作ったのでちゃんとしたチリソースだかどうだかわからないけど、味が一緒っぽいからきっといい感じなんでしょう。今だに味覚なしなので味がよくわからないのが残念なんだけど。
いよいよあと数日に迫った住民基本台帳ネットワークシステム。いろいろな地方自治体で不参加表明をされてますね。反対の理由は、ムースの受け取った感じだとセキュリティーの問題が1番多かった気がするの。まぁ、ネットでつなぐわけだからいろいろな問題が出てくるだろうし、コンピュータの操作に慣れてない人が多いような自治体では毎日四苦八苦することだろうね。といっても操作には慣れが必要だし、時が経てばどうにかなることでしょう。でもセキュリティーの問題は永遠に解決しない問題だろうね。だっていたちごっこだもん。先日は住民票がないということであえてこの住民基本台帳ネットワークシステムについていいか悪いかはいわなかっけど、今日はムースの見解を書こうかなって思うの。ムースはこの住民基本台帳ネットワークシステムは悪いと思ってません。これだけ反対の人がいる中で悪いって思ってないだなんて書くと、ただでさえ少ないこの日記の読者をますます減らしちゃいそう。明日から誰もこのHPにアクセスしてくれなくなっちゃったりして。わぁー、世論を敵に回すのは恐いよー。
この間も書いたけど地方自治体が力を持つことには大賛成。でも運用しますよっていったとたん、突然手のひらを返すように反対表明したのは好きじゃないな。だってこの改正法案が決まってから2年も経っているのにその間に一切この話がなかったんだよ。横浜ではこれから市民に聞くそうだけど、2年間何してたの?って聞きたい。2年間の間に聞けたんじゃないの?それに反対派の人は無駄なお金だっていってるけど、今これを廃止したって開発しちゃったんだからムダになっちゃうんだよ。どうせ国民の血税をドブに捨てちゃうんだったら、使ったみたけどダメだったっていう方がまだマシじゃないかな?
さて何でムースは悪くないと思ってるかというと情報の漏洩は避けられないから。今までだってたくさん情報が漏れていたけど、それに気がつかなかっただけででしょ。それにハッカーがどうのこうの書いてあるけど、ハッカーから国の大切な情報を守れないような国だったらそっちの方が困っちゃうのでは?今までは自分達に関する大切な情報が漏れるという危機感がなかったから国の大切な情報がたくさん漏れていても何とも思わなかったけど、これからは個人の情報が漏れちゃう訳だから国民の1人1人が危機意識をしっかりと持つんじゃないかな?平和ボケした頭にはちょっとした刺激になるんじゃないのかな?それに情報漏洩は必ず内部から起こるとムースは思ってるから。外務省でゴタゴタがあったとき、何度情報漏れがありました?みんな私利私欲のために相手に不利な情報、時に国家機密を漏らしちゃいますよね。今回の住基ネットだって誰が情報を漏らしちゃうかわからない。だから反対っていうのはわかるけど、それってもう自分以外を信じれないのと一緒なのでは?クレジットカードだって個人の財務情報ですよ。誰が何月何日に何をどこで買ったか何てすぐにわかっちゃう。カードを作るときに年収とか答えるところがあるんだから、大体の収入だってわかっちゃう。そんなのうそついちゃえばいいって思うかもしれないけど、うそをついたところで自分で実際に買い物できる範囲はあるんだし、買うだけ買って払えなくなっちゃったからドロンじゃ犯罪だし。私はクレジットカードも持ってないから平気って人でも戸籍はあるだろうし、住民票に自分の名前が記載されてると思う。それだって今現在その情報がどこでどう漏れてるかなんて誰もわかんないよね。別に住基ネットがなくたって漏れるものは漏れる。だったらこの機会に公務員の質を上げるため各地方自治体が努力して守秘義務を徹底させればいいんじゃないのかな?今まではなぁなぁでダラダラとやってたから、どこかダラダラとしちゃったところがあると思うけど、時代は流れているんだっていう意識を持たせるために。ムースの名前が住民票にないからといっても残骸は残ってるし、ムースだって背番号をもらう日がくるし。それに個人情報が漏れちゃうのはムースだってイヤだから。それにクレジットカードのネットワークは安全で国のネットワークは危険ってことはないから。もちろん民間企業より国家の方がクラッカーに狙われる可能性は何十倍にもなると思うけど。あと、もうすでに運用されている年金の背番号は良くて、住民票の背番号はいけないっていうのも何か変だな。
反対派のHPには収入、借金、買い物履歴、図書館やレンタルビデオでの借り出し記録、電話やメールのやり取り、本籍、家族構成、学歴、病歴、結婚歴、妊娠・出産歴等々が一元管理されるって書いてあるけど、ムースはそれはないって思ってるの。そのHPは「ここ」をクリックして御覧ください。確かに収入や本籍、家族構成、学歴、病歴、結婚歴、妊娠・出産歴は簡単に一元管理できるだろうね。でもちょっと考えてみてください。病歴以外はもうすでに自治体ごとに管理してますよ。だって収入から判断して住民税の額を決めているわけだから地方自治体は住民の所得情報を持ってるし、戸籍制度があるんだから本籍や家族構成、結婚歴、出産歴はすぐにわかっちゃう。学歴は義務教育である中学校までしか管理されてないけど、でも管理されてるよ。それは地方自治体が個々に管理してるからOKだけど、いつにまとめちゃうとダメなの?旅先で住民票なんて必要になることがないから、全国どこにいても住民票が取り出せるなんて利点がないっていうけど、埼玉とか千葉とか神奈川に住んでいて都内に勤めてる人が住民票が必要になったとき、今までは役所が開くまで待って、それからお仕事とか行ってたんだよ。仕事場まで2時間とかかかる人だったら住民票1枚のために午前半休とか午後半休とかとらなきゃいけなかったのに、今度は会社のそばにあるお役所で住民票が取り出せるようになるけどそれって利点にならないの?旅先じゃなくたって必要なときがあるんじゃない。システムの導入にたくさんお金がかかるし、運用にもたくさんのお金がかかるのはわかります。でもそれが無駄遣いならどんなことに使ったら有効なんでしょうか?ムースがコンピュータの勉強をしてるからかもしれないけど、日本全国どこへ行っても高速でつながるパソコン回線があったらどんなにいいだろうって思うの。だってそうしたら東京にいなくたってコンピュータの仕事が出来るんだもん。もちろん、コンピュータの仕事といってもいつもパソコンに向かってる訳じゃないから会議とか必要だけど、高速回線があるんならカメラを使ってネットミーティングでいいじゃない。鉄道会社や航空会社は利用客が減って困っちゃうかもしれないけど、それは企業努力でどうにかしてもらうしかないかな。まぁ、日本の航空会社は時間の問題で日航が昔のように国営になって1社だけになっちゃうでしょう。だって競争力ないもん。ってあまりこのことを書くと話がそれちゃうのでここまでにします。とにかく低速回線じゃ住基ネットを運用するには障害があるんだから、高速道路を作るより光ファイバーを日本の山奥でもどこでも張り巡らせる方が国策としてよっぽどいいのではないかって思っちゃう。NTTは商売なんだから当然採算が取れないようなところには光ケーブルなんて張るわけがないでしょ。こういうときこそ国が率先して光ケーブルを接続業者のために安く解放してあげるのがいいんじゃないかな。今16円/芯/M/年で光ケーブルを国土交通省が解放してるみたいだけど、田舎へ行けば行くほど使用距離が伸びて費用がかさむんだから、そこをもうちょっとどうにかできないのかなって思うんだけど。住基ネットの話だか光ケーブルの話だかわからなくなっちゃった。とにかくムースの見解としてはネットワーク化自体は悪いことだと思ってません。何度もいうけど、漏洩は必ず内部からだと思ってるから。外からアタックをかけてやられちゃうようなシステムでは、国家存亡の危機だし、そうならないための努力は絶対に必要って思う。あとは漏洩が起こらないように道徳観や倫理観の教育をもう1度やり直すことが大事だと思うんだ。地方自治体が「ここで働く人が守秘義務を怠らないための教育に皆さんの税金を使わせてもらいました」っていうのだったら納得がいくんじゃないのかな?
反対派のHPには「アメリカでは否決されました」とだけ書いてあるけど、ムースが知る限りだとアメリカのSSNと呼ばれる社会保障番号はこの背番号にあたるんじゃないの?だってSSNで何でも管理してるよ。銀行で口座を開設するときだってSSNを聞かれるし、免許を取るときだってSSNは聞かれるし、所得申告をするときだってSSNは必要だし。昔は州をまたいでしまえば交通違反も帳消しだなんていってたけど、今はネットで全部情報がつながってるから交通違反の罰金を払ってなかったらすぐにばれちゃうし。ムースが聞いた話では罰金をずーっと払わないでいて、あるときに海外へ行ってアメリカに戻って来たとき、入国審査で駐車違反の罰金を払ってないねっていわれたって話を聞いたことがあるの。これって住基ネットよりすごいことだよ。ムースのいたスペインでも1人1人みんなIDを持っていて、そのIDには指紋が押してあったし。さらに昔は旅先でどこか宿に泊まろうとしたらIDを見せなかったら泊めてもらえなかったって話を聞いたことがあるの。まぁ、スペインの場合はテロがあるからその防衛のためにそうしてたんだと思うけど。でも外国は戸籍がない代わりに番号で国民を管理してますよ。日本やイギリスはIDなしで街を歩けるけどアメリカやスペインはIDを持ち歩いてないとダメな国だし、そういう国はどこも番号で人を管理してるし。ムースとしては住基ネット用のICチップの入ったカードに住所と生年月日と写真をいれてIDとして使えるようにしちゃえばいいのにって思うけどなぁ。ってネットでつなげるだけよりまだ悪いかな?
ただ片山総務相のコメントにはちょっと…って思っちゃうけど。だって「過剰な心配があるが、情報が漏れないようにしているし、漏れたらすぐ対応、措置できるようにする。(住基ネットで扱う)4情報は、元々取ろうとすれば取れる。名寄せや目的外利用は制度的、運用的にできない。初めてなので不安はあるだろうが、わかってほしい」(毎日新聞8月2日付)とかいってるけどこれは当たり前のことでしょう。「元々取ろうとすれば取れる」って…。それは本当のことだけど、そんないい方はないのでは?最近は国会議員の失言が多いんだからもうちょっと言葉を選んでしゃべる努力をした方がいいんじゃないのかな?
ところで、今日住基ネットのことを調べていて1つよくないことを発見しちゃった。住民基本台帳法における人種差別に関する報告書っていうHPがあるんだ。最初は何このHPって思ったの。ここが変だよ日本人じゃないけど、そういった類のHPかなって。「ここ」をクリックしてくださればそのサイトへ飛べます。でもちゃんと読んだら違ってた。たまたま反対派のHPに掲載されている住民基本台帳法を読んだあとだったから気がついたんだけど、住民票って日本国籍を保有してる人しか名前を載せることが出来なんだよね。第三十九条に「この法律は、日本の国籍を有しない者その他政令で定める者については、適用しない」って書いてあるの。ってことは外国籍を持つ人には住民票って関係ないんだけど、これは差別だって思われても仕方がないかなって。その弊害が多いことはこれを見ていてわかったし、戸籍と住民票、2つとも日本国籍保有者専用にしなくてもいいのにね。戸籍は日本国籍保有者専用にしても住民票には日本に長期滞在する外国籍の人も載せるようにすればいいのに。それに住民票には「戸籍の表示。ただし、本籍のない者及び本籍の明らかでない者については、その旨」を書くことになってるんだから外国籍のため戸籍なしにしてもいいんだし、選挙人名簿には載せなければいいんだし。年金はともかくとして保険はどうだろう。これは難しいな。うぅ〜ん、これは何ともいえない。考えてみれば外国籍だと税率もちょっと違ったんじゃなかったっけ?こう考えるとシステムが複雑だからどれもこれも角が立たないようにするのは難しいねぇ〜。とにかく住民票への記載はした方がいいんじゃないのかな?
今日は何でこんなことを急に書いたかというと、ヒマになったのが理由の1つだけど、実は最近いろいろなHPを見てると国や役所の批判をしてる記事をたくさん読むのね。もちろん批評というものは必要なのはわかるんだけど、ただ何でもかんでも悪い、悪いといってるだけのように思えてきちゃって。田中康夫元長野県知事のことを「ダム反対」の代替案がなかったとマスコミは書いていたけど、批評してる人もそれに近いんじゃないかなって思うの。ただダメっていうばかりで。じゃ、どうすればいいの?っていつも思う。新聞の社説もそう。じゃ、どうすればいいの?っていつも心の中で思う。マスコミがよくないって批判するのは結構だけど、じゃ、どうすればマスコミが良くなるか。これを書いてくれるとムースはうれしいんだけどなぁ。あと新聞も国の批判をよくしてるけど、じゃ、どういう政策をとればよくなるか。これが読みたい。それと新聞記者は字を書いて読者に伝えるのがお仕事なんだから、読者に思いが伝わるように書いてくれるといいなぁって思う。もちろん、事実報告だけをする記事に記者の考えをいれて欲しいって思ってませんよ。昨日火事があったんだけど、警察は放火と事故の両面から捜査をしてるけど、我が新聞は放火だと思うっていうような記事だと読んでいて疲れちゃうから。社説とか編集者からの意見とかの欄に書く記事だけです。いくら一昔前にNoといえないっていわれたからって、今のように何でもかんでもNoじゃねぇ。Noという言葉の使い方を間違っているんじゃないかなって思っちゃう。
あるHPを見てたら日本語の雑誌を読んでも何がいいたいのか理解できなかったって書いてあったの。その人は長いこと海外にいる人みたいで、しばらく外国にいたせいで日本語の読解力が落ちてしまったって嘆いてたけど、ムースはそうは思わなかったの。読んでいた雑誌は「正論」っていう名前みたい。ムースはその雑誌を読んだことがないから何が書いてあるかわからないけど、何がいいたいのかわからないものは多いと思う。別のHPではそれが日本語の特徴であるともいってたけど。そのHPはカウンセラーのためのものだったかな?日本語のように結論が1番最後に来る言語で、しかも曖昧な表現の多い中、カウンセラーはどうやってカウンセリングを受けてる人の心をつかむのだろうって。日本語は曖昧な表現が多いから他人との軋轢を起こしにくいとは思うけど、でもそれを自分の意見をいわなければいけない場で使うのは使い方を間違っていると思うの。ときに白黒はっきりした答えを求められることだってあるのにいつも灰色ではね。

と、今日は長々ダラダラと書いちゃった。批判ばかりする人に限って自分の権利はよく主張するって父がいってたの。で、子供の頃父に怒られたときによくいわれたのが「自分がやらなきゃいけないこと、義務を行なったものが権利を主張するのはいいけど、お前は権利ばかりを主張して義務を全然やってない」と。そんな父の教えに逆らい今もムースは日本国民としての義務、労働や納税を放棄して権利ばかりを主張してます。北の国にいるのに選挙権を得たし。ってことはムースが1番批判ばかりする人なのかな?鏡に映った自分の姿がもっとも嫌いな人だったらどうしよう。そんなのイヤだよー。


2002年08月02日(金)




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