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Mi Pensamiento Diario

現実逃避

今日のムースは現実逃避してます。試験の重圧にまたもや負けてしまい、現実から逃げて、今日はリンク用バナーの作成をやっていました。もう本当に情けなくなってきた。どうも試験前になると試験勉強以外のことが気になってしょうがないんだ。
今日はお昼になってから起きたの。いつものように寝起きは日記が更新されてるかどうか見に行くんだけど、今日はそれよりもバナーのことで頭が一杯。今日のムースは小さいバナーにしか関心がなかったからまだマシだったんだけど…。これで大きい方も…なぁ〜んて思ってたら今日という日はバナー作成で1日が過ぎちゃうところだった。本当に危険。
この間、フラッシュの画像を見てからというものビジュアル系のHPにちょっと関心を持ってきたんだ。もちろん、このページをビジュアル系のHPにするつもりはさらさらないんだけど、隠れサイトでも作ろうかなーなんてバカげた事を考えちゃった。前に1度書いたと思うけど、ムースは芸術の才能ってものがちょびっともないの。皆無に等しいかな。大体、犬を描こうと思ったって、キリンだか、馬だか、犬だかわからないものしか描けない。足は4本描くだろうから、4つ足の動物だってことは認識できるだろうね。でもそれ以上はムリ。それくらいムースには絵心というものがないの。他の分野はどうだろうってムース自身何度か考えてみたことあるけど、やっぱりダメ。色の使い方から、ものの配置、バランスのとり方、どれをとっても何かがおかしい。こんな訳でHPを作ろうって思い立ってから長い月日が流れて、やっとのことムースの部屋を立ち上げたんだけど、テキスト系のサイトに行き着く結果となっちゃったんだ。
昔、ムースがHPを作ろうって思った時は、JavaやJavaScriptのようなプログラムを多用したHPにしたかったの。でも、その当時はプログラミングの世界から離れていたから、どうやったらいいか全然思い浮かばなかったんだ。月日が流れるとともに、ムースのHPを作ろうという意欲もなくなっていき、HPを作ることには至らなかった。
ムースが以前お勤めしてた会社もHPを持ってたんだけど、これの修正はムースがやってたんだ。もちろんHTMLなんてろくに知らなかったから、本を見ながら一生懸命タグを打ってたけど…。今もそうなんだけど、HPの修正とかをする時ってどうしてもタグを見ながら作っちゃうんだ。ムースってFront Page 2000 を使ってHPを作るんだけど、どうも画面の様子を見ながら作るっていうより、ひたすらタグを打って、さぁーできたぞぉって思ってからじゃないとどうなってるか確認しないんだよね。くせっていうんだか、何ていうんだかわからないけど…。
会社のHPの修正をしてた頃、自分のHPを作ろうかなってまたも思ったんだけど、この時は見栄えのいいHPにしたくってしょうがなかったんだ。でも、色に関するセンスっていうものが欠如してるせいか、このときも何もできないで終わっちゃったの。本当にムースの部屋ができるまでは長い道のりだった。今回はテキスト系としてやっと落ち着いたけど、でもいろんな人のHPを見てるとビジュアル系のHPってやっぱり見てていいよね。絵があったり、動画があったり。バナー1つ取ってもいい色使いしてるし、いろいろなものが描かれていても、すっきりと見えるんだよね。ムースの部屋のバナーもそうしたいの。でも作れない…。本を見ながらフォトショップと格闘するものの、本に書いてある通りのものしか作れないって。応用するってことが出来ないんだよね。それができるようになればいいんだけど。
現実逃避といっても木曜日の朝にはすべての試験が終わっちゃうから、今晩辺りからちょっとだけお勉強しようって思ってるんだ。そうじゃないと後悔することが目に見えてるから。でね、それが終わったらたぁーっぷりと時間があるので、バナー作りや詩、エッセーの創作に意欲を燃やそうかなって考えてるの。何日この気持ちを保てるかわからないけど、今はそんな感じなんだ。そうそう、今日作った小さいバナーは一応アップしてあるので、もしよかったら見てください。下のメニューバーのリンクってところをクリックしてください。そこにあります。もし、リンクってどこ?っていう方がいたらここ(ここって文字)をクリックしてください。ムースの部屋のトップへ飛びます。

今日の現実逃避中、いつも行くHPで面白いことが書いてあったの。日本の教育レベルが落ちていってるって。そしてこのままで行くと低水準の教育レベルになっていくだろうって。でね、最後に書いてあったひとことがムースの心に残ったの。このままの教育でいって、日本人が長文を読むことができない、書くことができないってなっていくと、このサイトの存亡の危機だって。それを読んでおかしくなっちゃった。ムースはこの日記をただダラダラと書いていってるじゃない。だから話が飛んで読みづらいっていうようなことをいわれたことがあるの。確かに他の日記サイトさんのように、簡潔に面白おかしく書いてないと思う。まさに駄文って言葉が似合ってると思うの。でもね、どこかのHPに面白いことが書いてあったんだ。
昔、っていっても明治とか大正時代のことなんだけど、小説家は読者に読解力を求めたんだって。誰が読んでもわかるっていう文章を書いたんじゃなくって、文学がわかる人に読んでもらいたいって気持ちでいろいろなものを書いたみたいなの。確かに昔の小説って面白おかしくは書いてないものもあるよね。「坊ちゃん」とか「我輩は猫である」を読んで他の夏目漱石を読んだら作風が違うって思うものもあるんじゃないかな?ムースが「彼岸過迄」を読んだ時は何て面白くない小説なんだろって思ったんだ。でもね、何となくもう1度読んでみようかなって気になれるの。逆にムースが最近読んだ唯川恵の本は何度も読もうとは思わなかったんだ。それがエッセーだったからかもしれないけど…。よくいうと、言葉がやさしいから読みやすいの。頭に入ってきやすいの。でも、悪くいうと、何度読んでも受ける印象は一緒だろうって思うんだ。難しいからいいとはいわないけど、読んでる自分の能力が問われるような読み物って、自分の能力が上がるたびに理解の仕方、受け取り方って変わってくるし、面白いと思うの。それが文学の醍醐味かなって。別にムースの書くものが文学だっていってるんじゃないの。いつも、いつも、簡単に書いてある短い読みものしか読んでないと、ものを読む力が落ちていっちゃうし、ちょっと長いものを読んだらすぐに飽きちゃうし、同時に書く力も落ちていっちゃうよってことがいいたくって。
ムースがよく行くオンライン小説を書いてる作家さんだってたくさん本を読んでると思うの。本をたくさん読むし、長文に慣れてるから長文を書けると思うんだ。唯川恵だってたくさん本を読んで、勉強しているから直木賞を取ったんだと思うの。もちろん、彼女だって難しく書いてっていわれればできるんだろうけど、そんなことしたら商売上がったりってことになっちゃうからやらないと思うんだけど。だからやさしい言葉を使って簡単に書いてると思うの。ものを書く人はたくさんいろいろなものを読んでる。でもものを書く人ってほんの一握りの人でしょ。多くの人は本も読まず、新聞も読まず。書き物はすべてパソコンでやるし、パソコンが勝手に変換してくれるから漢字も覚えなくっていいって感じになってると思うの。だから読むってことに慣れてないと思うんだ。でもそれだとネット上でもいろいろなサイトが存亡の危機に陥っちゃうので、たくさん本を読んでもらって、テキスト系サイトにどんとんと足を運んでくれたらうれしなぁーって思ったんだ。
唯川恵ってどんなこと書いてるの?って思う人もいるだろうから、彼女のエッセーを試しに読んでみてください。ここをクリックしたら読めます。じゃ、ムースは明日の試験のためにお勉強します。


2002年05月05日(日)




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