きまぐれ日記
せいあ



 報いか?

この一ヶ月くらいの間、仕事らしい仕事がなくて、何となく自サイトの作業をやる気も起きなくて「ヒマだー。つらいー」とか周囲にこぼしていたら、今日から上司に「新しいソフトウェア使うことになったからこれ(教則本)で勉強しとけ」と言われました。

うぁーうぁー。
私、この手の教則本とかマニュアルとかリファレンスとか大っ嫌いなんだよー。どっちかって言うと実践逆引き覚え込み型なんだよーとか上司本人目の前にしてぶーたれながら何とか教則本とサンプルを見てぼちぼち勉強しております。

で、どんなソフトかと言うと微妙に難しくてアウトラインプロセッサとワープロとDTPソフトを足して2で割った感じ。……のような感触。今のところ。教則本のレッスンは15まであって、今2の前半ちょべっとまでしかやってないので当たり前なのだけれども、今はまだ「ふーん。でもこれってワープロソフトでも最近は出来るよね」というぐらいの機能があることまでしかわかってません。わかってない上に「機能の変更方法はわかったけど、そもそもこの機能をこのページに付与するのはどーすんのよ?」みたいな状態で謎が謎を呼ぶ心理サスペンス(違)な感じになっております。

教則本てあれなんだよね。家電なんかだと普通に1から10まで順番に呼んでいけばいいだけなんだけど、ソフトウェアの教則本は初級の途中でいきなり応用編で使う機能の操作方法が出てきたりして、そうすると根が知りたがりというか頑固な私は「操作方法はわかったから、それを実践するためにはどうすればいいのよ?」というところばっかり気になってしまい、結局、家電のように1から10まで順番に読むのが苦痛になってしまうのですよ。

あれだ。家電のマニュアルが一本の糸だとしたら、ソフトウェアの教則本は蜘蛛の糸。網目のようにあっちの単語とこっちの操作方法とそっちの応用が別ページになって絡まり合っているので、「うぅぅ……この機能の実践編が気になるけど先ずは初級の違う操作方法へ進もう」という努力をしながら読み進めなくてはならないので、ものすごくストレスたまります。

元々、一太郎もデザイナーというDTPソフトもHTML自体も実践が先で「まず使ってみる。わからない時はマニュアルを見る」的な使い方をして覚えてきているので、今回のお勉強指令はかなり辛いですよ。まあ、上司もそれがわかっているようで、一日1〜2時間程度ひまな時に読むぐらいでいいとのお許しは出てますが。

あー、でも基本的に「新しいことを覚えること」は嫌いではないので、このソフトもある程度の機能というか成り立ちというか存在意義というか使い方というか「こういうのを作るときにこういう風に使えばいいのね」的な感覚がわかるようになってくれば、もうちょっと楽しくなるとは思うんですが。

今使っているデザイナーというDTPソフトだって、本当は本格的なグラフィックデザイナーさんとかが使う専門的なもので、10年近く使っているけれども多分その半分も機能は理解してないんだよね。
それでも基本的なところは実践で覚えたから「ここ、こうしたいんだけど、どうにかならないかな」と思うことが在れば色々試してみるし、今では年賀状作ったりパンフレット作ったりするのには欠かせません。

今度のこのソフトもその域まで達することが出来ればいいなぁ。実生活では仕事以外には役に立たないけど。でもかなり有名な会社の有名なソフトなので、覚えておけば後々役に立つかもしれんしな。ちなみにわかりやすく言うと、ページメーカーの後継ソフトです。……うち、出版社じゃないんだけどな。。。

そう言えばエクセルなんかも、最初マニュアルもリファレンスもなくて、ソフトのヘルプを頼りに使うようになって、ネットで時々「こういう使い方が出来る」みたいな初心者さん向けサイトで「へー」と感心したり、他のソフトを使っているときに「あれ、これってエクセルでも応用できるんじゃ」と思って使えるようになったり、必要に迫られてエクセルとテキストエディタとかを併用して使うようになったり(これは未だに時々、上司の上司から「そんなこと出来るのか」とか言われる)したんだっけなー。
未だにマクロとかは全然使えませんが。

っつーか、新しいソフトウェアの使い方を覚えろっていうことは、取りあえず今のところ私は会社にとって必要な人間だということで――何しろうちの会社は必要最低限の人数しかいない小さい会社なので必要ない人間にそのうち必要になると思われるソフトの使用方法を覚えろとか言う筈がないので――それはちょっぴり安心する。

実は会社が今入っているビルが市の区画整理に引っかかるとかで取り壊しになる為、3月までに移転する予定になっていて、でも補償問題とかが解決していないので未だにどこに移転するかわからない状況で、出来るだけ近いところになってほしいのだけれども、何だか一駅も先の場所が候補地に上がっているらしく、内心穏やかならぬ毎日を過ごしているのですが、これならもう少し「その候補地じゃなくて、もうちょっと近いところでなんとか」とか交渉出来るかなぁ。

一応、私的には、社の中で一番雑用関係を幅広く専門に手がけているので私をいきなりクビにするのはさぞ大変だろうという自負と、タイピングが早いのと応用力が高いので重宝している筈だという自負があるので、そうそう突然クビにはならんとは思うのだが、あまりゴネると「じゃあ、お前いらん。別のヤツ雇う」とか言われたらやだなー、どうしよう。と妥協点を模索している最中なので、こういうことがあるとちょっとは自信が付くやね。
取りあえず時給800円でパンフレット制作からプログラム制作のお手伝い(入力作業とかね)からダイレクトメールの折り込み作業まで何でもこなす私は貴重な働き手だと思うよ、社長。

そう言えば、やっとサヴァイヴの先々週の回、見ました。ハワードとシャアラが元に戻る回のやつ。
一人無謀に飛び出していくルナを追いかけるカオルの熱愛っぷりに萌え。
ルナのことになると目の色変わるのね、カオル(はぁと)
そしてルナがやっぱり超能力者だったことが判明? したの?
命の木ってあれですかね。セフィロトとかのことっすかね。いや違うだろうけど。
元々持っていた素質が、たまたまサヴァイヴの良性ナノが体内に侵入したせいで開花したってことですか。いやー、でも普通のESPだったら、どんな人間にも元々備わっているらしいので(仮説だけれどもESPというのは五感が極端に発達した結果だという説がある)シャアラにもハワードにもあって当然なのだけれどもな。
もし二人とルナが違うとすれば、育った環境とか両親からの教育とか言う精神面だよね。それが彼女に特殊な能力を与えている……と考えればまあ彼女だけそういう力が備わったことは不思議ではないわな。

しかしHDDレコーダーを買ってからというもの、何か録画しては見ないまま。ということが多くなりましたですよ。ほら、ビデオと違ってタイトル毎に、いるやつ、いらないやつ区別して削除出来るから、録りっぱなしとか気軽に出来ちゃうんだよね。アニメなんか終わるまで録画し続けてあとで一気に見るべー、とか。おかげでエースをねらえSPとかも全然見てないですよ。困ったモンだあっはっは。しかし流石に容量を圧迫してきたので、ウォーターボーイズ関連のタイトルはDVD−Rにダビングしました。川越高校のとかメイキングとか。メイキングの方は多分DVD−BOXに付いてくるんだろうなーという予感はあるんですが、なかったらヤダし。NG大賞の中に出てくるウォーターボーイズのNGシーンも編集してダビング。えへ。こういうことが簡単にできるからHDDレコーダーは便利でいいねー。

さて、今日から「ミステリー民俗学者八雲樹」が始まりますねぇ。この枠って「あぁ探偵事務所」は見てなかったけど「トリック」「スカイハイ」「トリック2」「スカイハイ2」と見てたので、ちょっと楽しみですよ。ミッチー嫌いじゃないし。弟曰く「微妙に原作と雰囲気似てるんだよなぁ」らしいし。どんな感じに仕上がるんでしょうか。

……さ、仕事に戻るべー。

あぁ、そう言えばドラマのウォーターボーイズと東京湾系が終わってドラマの感想を書かなくなった途端、投票ボタンからの投票がぴたりと止みました。ということはあれか、あのあんな感想でも面白いと思って貰えてたってことなのかしら。だとしたら書いた甲斐があったなー。
でもごめん、今クールはあんまり興味のあるドラマないっすよ。。。


P.S.
あとでAmazonで見て思ったのだけれども、この原作者「金成 陽三郎」さんて、確か金田一少年の事件簿とか銀狼とかの原作もやってる人だよねぇ?
ということは、あーいう系列になるのかしら。八雲原作のレビューにはパクりだ何だと書いてありましたが(いやそれはパクられ元かもしれない本を知らないので何とも言わんがな)……ふむ。「トリック」は好きだったけれど、金田一少年なんかは解決編見ててもびみょーに理解できないこととかあるからなぁ……。難しくないことを祈ろう(笑)




2004年10月14日(木)
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