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■ 今更ですが。
検索エンジンの運営って大変なんだなぁと思う次第。 余所様の検索サイトに登録する際、すごい大変なんですよ。 何がってそりゃーもー膨大な規約の数々! いちいち目を通してなんかいられっかー! な気分になるのも頷けます。 頷けるんです。
が。
どうぞ皆様、どれだけ膨大かつ詳細であろうとも規約には目を通しましょう。 誰だって、最初からそんな細微な規約を作ろうと思って作っているわけではないと思うんです。 何しろ大変なんですよ? 色んなケースを想定して、あらかじめ釘を刺しておく&予防線を張っておく作業というのは。 皆さん、あの膨大な規約ページを作るのに、管理人がどれだけの労力を費やしているか、考えたことがありますか?
そして、それを管理人自ら好んで喜んでやっていると思いますか?
殆どの場合、それら詳細な規約は徐々に増えていった物、あるいは余所のサイトでのトラブルを見て予防線を張ったものです。 どのサイトの管理人さんも、最初から好きこのんで膨大な規約を作ったりなんぞしたくないんです。
それでも規約が膨大になってしまうのは、簡単な規約だと相互の理解度の相違が発生したり、多分こちらが圧倒的でしょうが「簡単な規約=自分ルール」に当てはめて登録申請したりする場合が多いからだと思います。
これは自己弁護になってしまうので恥ずかしいですが、そんな大変な思いをして、なるべくわかりやすく作った筈の規約を、どう見ても目に入らないはずがない筈の規約をすっ飛ばして規約違反の登録申請をされれば、そりゃあ腹も立ちます。悪印象も持ちます。
でも、よほどのことがない限り、そのサイトの管理人に悪印象を持ったからと言って、申請があった作品に規約違反箇所がない限りは申請を却下したりはしないと思うんです。(※稀に私情を挟みまくって嫌いな作者の作品登録申請はあら探しをする管理人もいるらしいですが)
ところが、それさえも「何回も間違えたから管理人は怒ってる。だから登録してくれないんだ」という誤解を生むのです。
確かに、規約違反の申請があると疲れます。が、何より辛いのは、こういった相互の誤解による軋轢です。 誤解です。本当に誤解なんです。
私は、通常掲示板でもよほどのことがない限り私情を挟んで相手に冷たくするようなことはしませんし(マルチポストとかは速攻削除ですがね)、ましてやありがたい作品申請の認可・不認可に私情を挟むなんて勿体ないこと誰がするものですか!
その辺が、どうやらご理解いただけないこともあるようで、サイト運営というのは大変なのだなと思います。
それから、よくマナーサイト(ネチケットサイトとも言います)に書いてある「私は初心者なので〜的言い訳は通用しない」という文言に関しても痛感しました。 何度も「私は初心者なので」とか「まだ○才なので」とかを申請時に書かれると「だから何だ、規約の漢字が読めないのか!」という気分になります。
ですから検索エンジンへ初めて登録される皆さん。もし、初心者で右も左もわからなくて、すごくドキドキしながら登録申請するんです、とアピールしたい時には、
■規約はとにかく隅々まで読む。ひたすら読む。それに一日費やすほどの勢いで読む
■初心者なので〜とは書かず「初めて検索エンジンというものに登録させていただくので、もしかしたら不手際があるかもしれませんが、その際にはさっくり却下(または削除)してください」などと書けば、同じような内容でも管理人サイドでの印象は変わってきます。
■どうしても不安な時は激遅レスを覚悟の上で、かつ、メールやサポートで基本的な質問かもしれないので申し訳ありませんが、と但し書きを入れた上でアドバイスを受けてみる
等といった行動をしてみるのがよろしいかと思います。 大手サイトさんですと個別メールへの対応は大変かと思いますので、出来るだけサポート掲示板を利用しましょう。管理人ではない別のベテランユーザーさんが懇切丁寧に教えてくれる場合もあります。
小規模サイトさんでしたら、返事が遅いのを覚悟の上でメールで質問してみるのもいいでしょう。間違っても「これで多分いいだろう」と勝手な判断をして登録申請をしないように。間違いなく管理人さんに悪印象を与えます。
お互い、活字上での世界です。相手の顔色はうかがえません。 ですから慣れない方は慣れている方の文章をキツく感じるかもしれませんし、慣れている方は慣れない方への配慮を怠るかもしれません。
ですが、せっかくの交流の場。宣伝の場です。 ほんの少しの手間を惜しまず、誰もが気持ちよく使えるように努力してみましょう。
……ぶっちゃけ、私が一番腹立たしいのはサイト閉鎖したくせに何の音沙汰もなく作品を放置されたりすることと、どう考えてもそれはハッピーエンドじゃないだろー!という作品を登録申請されたことです(各自1〜2回ほどありました)
それ以外は時間が経つにつれ「ああ、またなのね」と慣れていく場合もありますので、これから検索エンジンに登録してみようかなと思っていらっしゃる皆さん、どうか勇気と誠意を持って登録してみましょう!
補記。 作品の認可・不認可に私情を挟んでいるという誤解は、結構辛かったです……。 ちなみに私が私情を挟むと、むしろ寡黙になります。却下理由の説明が簡単であればあるほど悪印象を持っていると思って下さい(感情的に却下することはありませんよ。事実、前回却下した作者さんでも今回ちょっとカテゴリチェックし忘れてるなー、まぁいいや、これならわかるしこっちで入れちゃえーとかいうこともやってます。が、作品自体がハッピーエンドじゃないことに関しては、当方ではどうしようもないことなので……)
2004年10月13日(水)
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