冒険記録日誌
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2022年03月21日(月) ドラゴンクエストII 悪霊の神々[上巻] (樋口 明雄/双葉文庫)その3

(ネタバレ注意。これから遊ぶ予定の方は読まないでください。)

 HP不足を補うために薬草を購入する事に決めた。今まで鋼の剣を買うためにゴールドを惜しんで薬草は買わなかったのだが、ルール説明を改めて読んでみると、薬草はHPが0になった時でも自動的に消費されてHP10で復活できるらしい。凄い効能なので使わない手はない。ゲームブック版では、リリザの町の道具屋はバーゲンセールとか言って相場より安値で売ってくれるので、ここで薬草を買い込む。
 それから先程死んだ毒の沼地でラーの鏡を無事に入手した。しかし、犬に変えられたムーンブルクの王女は原作と違ってムーンペタの町に居ないのだ。昔のプレイの記憶もないし、どこにいるのだろうか。
 (追記:読み返してみたらムーンブルクの王様が「娘は風の塔に幽閉されている」と教えてくれていました。)
 ムーンブルク城より南に行くと、バーサーカーとか原作では中盤に登場する敵が集団で登場して、4度目のゲームオーバー。このあたりの敵の強さは異常で、Lv4以下は負け確定、Lv5ならバトルポイント制による戦闘に突入するが、その勝率が1割くらいしかない。この手のモンスターに遭遇したら逃亡するしかない。勝たせる気がないという作者の意図を感じたので、この先は恐らくクリアに必要なルートではないと判断して、西に向かった。

 余談だが、原作では船の入手後でないと辿り着けないペルポイの町に、ゲームブックではこの上巻でも行ける。今回のプレイでは発見できなかったので、このあたりの強敵を倒した先にあるのではないだろうか。もっともこの時点では金の鍵がないので、ペルポイに到着しても、1人残された村人の泣き言を聞くだけで意味はない。作者のお遊びみたいなものかもしれない。

 引き続きムーンブルク城周辺を探索していると、原作では覚えのない場所に祠を発見。そこには旅の扉があった。(一応説明すると、旅の扉とはワープトンネルみたいなもので、どこか別の旅の扉とつながっている。)踏み入れてみると、驚いたことに辿り着いた先はルプガナの町の近くだった。
 どうやらゲームブック版ではドラゴンの角を省略しているらしい。ちなみに湖の洞窟と銀の鍵も存在しない。
 ルプガナの町についたはいいが、町でグレムリンに襲われている少女を助けようとして、戦闘に負けてまたゲームオーバー。もう何度目のゲームオーバーか覚えられなくなってきた。
 仕方がないのでグレムリンは、もっと強くなるまで避ける事にして、プルガナの町を探索。ここで鋼の剣と皮の盾を購入して、やっとLv3になる。
 ところが、その後、ムーンブルク城へもう一度行って、今度は地下室を探索してみると、宝箱から聖なる剣を発見する!聖なる剣は、原作にはない武器だが、Lv5で必要になる剣で、もちろん鋼の剣の代用になる。マジか。さっき鋼の剣を買った金を返せ。
 しばらく地団駄を踏んだ後に、またムーンブルク城周辺の探索を続けると、なんと風の塔を発見した。ドラゴンの角がないという事は、風の塔に行く目的である風のマントが不要なわけで、てっきり風の塔も省略されているのかと思っていた。
 試しに塔に潜入してみると複数の扉が登場、適当に入ってみるとミイラ男に襲われてゲームオーバー。ここはまだ早いようだ。

続く


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