冒険記録日誌
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2022年03月22日(火) |
ドラゴンクエストII 悪霊の神々[上巻] (樋口 明雄/双葉文庫)その4 |
(ネタバレ注意。これから遊ぶ予定の方は読まないでください。)
ゲームを再開。Lv3になっているので、弱い敵を倒してゴールド稼ぎをすることにする。ローレシア城のすぐ東にいるオークが、多めのゴールドをドロップすると分かったので、ここを往復して金を貯め、鋼の鎧と鋼の盾を購入。これに聖なる剣を合わせると、上巻の最高レベルであるLv5に到達した。 レベルアップしたところで改めて風の塔に再挑戦する。原作では大灯台にいた道案内をする老人がこんなところで登場するなど、面白い仕掛けもあったが、Lv5の勇者の敵ではなかった。モンスターを蹴散らしながら塔の中の探索を続ける。 塔の最深部らしきところに到達すると、狼みたいな猛獣に遭遇した。狂暴だが普通のモンスターと明らかに様子が違う。ラーの鏡を突きつけると、猛獣は見目麗しい美少女に変身した。ムーンブルクの王女マリアだ。 マリアは礼を言うと、キメラの翼でプルガナの町に先に飛んで行った。
上巻ももう少しで終わりそうだ。 ここで、サマルトリアの王子クッキーをまだ仲間にしてなかった事を思い出した。原作でも不憫な奴なのに、これはすまないことをした。(汗) 勇者の泉までの道中を塞いでいたゆうれいは、Lv5でも無条件には勝てず、バトルポイント制の戦闘に突入して敗北、ゲームオーバー。なにせ、戦闘を始めると、ゆうれいの助太刀によろいムカデと地獄の使いが登場するのだから、とんでもない話しである。モンスターの分布がデタラメじゃねぇか。 仕方がないのでここで初めてバトルポイント表を書き換えるルールを使用して、やっと勝利した。 泉のほとりにたたずむ老人から、クッキー王子はサマルトリア城に戻ったと聞き、サマルトリア城に移動するとやっとクッキー王子と遭遇した。 ちなみにサマルトリアの王子と言えば、「いやー探しましたよ。」が名言という、のんき者のイメージだが、ゲームブック版にはそのセリフはなく、逆にちょっとカッコいい系のキャラである。むしろローレシアの王子の方が、三枚目な扱いになっている気がする。
クッキー王子ともルプガナの町で落ち合う約束をして別れたが、もうやり残した事もないので自分もルプガナの町に向かう。 厳密に言えば、さらに粘ってドラゴンキラーやミンクのコートのような強力な装備を入手しておくと、下巻の冒険を有利に始められるが、もう上巻の冒険は十分だ。さっさとルプガナの町で少女を襲っているグレムリンを退治して、助けた少女に港まで案内してもらった。 お礼に譲り受けた船には、すでにクッキーやマリアが乗船していて主人公に手を振ってきた。
これにて上巻はクリア。
最後に、上巻のエピローグの話しをするが、エピローグは船上で3人が会話するシーンで、海図が欲しいな!よし、作者のヒグチアキオとかいう男に地図を貰いに行こう!という、メタなオチで終了している。雰囲気ぶち壊しである。 双葉のゲームブック版は、このエピローグに限らず、町の人やモンスターに、スターウォーズネタとか、しょうもないギャグを飛ばす奴が多いので、時々ノリについていけない所がある。 ゲーム的には原作の再現が結構出来ているだけに、勿体ないなぁ。
下巻の冒険に続く。
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