冒険記録日誌
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2022年03月16日(水) |
たけたろうの冒険 ──FF番外・火吹山の魔法使い1.5編 その2── |
(ネタバレ注意。これから遊ぶ予定の方は読まないでください。)
こんにちは!ともみです!今回は「火吹山の魔法使い1.5」に挑戦するように山口プリンさんに言われてやってきたの。1.5だよ。たけたろう兄貴が先に挑戦したけど、収穫がなかったようね。 さあ、冒険の準備を始めましょうか。私も能力値は兄貴と同じ「技術点7 体力点14 運点7」です。荷物は、剣とかは常識で持っているとして、わざわざアイテム欄に書くような物は今のところないわ。
冒険は、火吹山の麓についたシーンから始まった。まずは酒場に行きましょう。 お酒を注文して、村人の話しを聞いていると、「ザゴールは生きている!」と店主が重々しく言ってきた。ここで最初の選択肢だけど、「ザゴールなんてもういないってw」と笑って答える。 店主はニヤリと笑う。 「あんたは冷静なようだな。ここにゃ、財宝の夢よもう一度って、頭に血が上った輩がよく来るんだ。奴らには何も見えちゃいない。だが、俺も話しを合わせて、いい気分で金を使ってもらうのさ。」 そう言って店主は自分をムースと自己紹介してくれた。ああ!ムースって“火吹山の魔法使いふたたび”に登場するとか聞いたことがある人だ! 「まあ、地下迷宮で幻を見たら一度冷静になるんだな」 とムースは忠告してくれた。(以後、ザゴールという名前のあるパラグラフに来ると、幻影を見破る隠された選択肢を選ぶ事が出来るようになる。)
こうやって準備を整えた私は、ついに火吹山の地下迷宮に侵入した。入り口で眠りこけているオーク歩哨に遭遇したけど、冷静に観察すると、それはただの古びた骨だった。へー、こうやって戦闘を回避できるわけか。でも兄貴は、ここでオーク歩哨と戦って、装備品を手に入れて技術点を1上げたんだよね。ここは、あえて戦った方が良かったかな? その後に遭遇した、ゴブリン2人がドワーフを拷問している場面でも、よく見れば埃っぽいだけの部屋だった。 それから川の渡し場に到着すると、みすぼらしい老人が登場。「渡りたければ、金貨3枚。ビタ一文まけぬぞ」と言ってくる。金貨が足りなかったので、ここで初戦闘に突入!
人ネズミ 戦闘力14(技術点7) 体力点4
倒すと「くそっ、ザゴール様が復活さえすれば……」と最後にそいつは悪態をついた。と聞こえたのだが、そこにはただの汚いネズミが鳴いているだけだった。今のも幻覚? その後に到着した4人組のドワーフのいる部屋では、一緒にカードゲームをしてみた。これも気が付くと空っぽの部屋に変わっていて、“7と書かれたカード”だけが残されていた。 「イカサマを見破るときに使え。」「あいつは、ずる賢い。勝ったと思っても安心するなよ。」そんなドワーフ達の声が聞こえた気がする。きっとこのカードと言葉は、ザゴール戦の重要なヒントなのよ、きっと。 ほどなく、地下迷宮の最深部に到着。ここで火吹山の魔法使いザゴールが登場!と、思ったものの、冷静に見回すとこの部屋にも誰もいなかった。正直、ザゴールよりも傍に転がっている折れたYの字の棒の方が、私は気になってしょうがないんだけど。なんの意味があるの、これ? 探すとさらに奥に小部屋があって宝箱が置いてあった。でも、兄貴の言っていたとおり、中は空っぽだ。 ん?この宝箱、底が二重底になっている……。
(核心部分だから自主規制するわ。気になる人は自分で挑戦して!)
結論から言うと、ザゴールはいなかった。少なくとも実体をもった存在としては。でも私は彼の言葉を聞き、そして見逃してもらったらしい。 これもドワーフさん達のヒントのおかげだ。具体的じゃなくて、解釈も分かれそうで、ちょっと意地悪なヒントだったけど。 ザゴールはいつの日にか復活するのだろう。その時は、技術点7の私にはちょっと荷が重いかな。いずれにしても今回の私の冒険は終わり。後の事はどこかにいる英雄に任せて退散するわ。 それじゃ、またね!
完
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