冒険記録日誌
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2022年03月15日(火) たけたろうの冒険 ──FF番外・火吹山の魔法使い1.5編 その1──

(ネタバレ注意。これから遊ぶ予定の方は読まないでください。)

 こんにちは、たけたろうです。今回は「火吹山の魔法使い1.5」に挑戦するように山口プリンさんに言われてやってきました。ええ、1.5です。「火吹山の魔法使いふたたび」じゃないのかって?冗談じゃありませんよ。あれはリビングストンさんの作品ですよ。私じゃ絶っっっっっ対に序盤で死んでしまうじゃないですか。1.5ならまあ、なんとかなるかなと思いまして引き受けたわけです。
 さあ、冒険の準備を始めましょうか。もしあなたが、長年この日記を読んでくださっている方なら、わかりますよね。私の能力値は「技術点7 体力点14 運点7」です。装備は普通の剣や背負い袋、ランタン等の一般装備で特筆するものはありません。

 冒険は、私がヘロヘロになりながら、まる2日間かけてやっと火吹山の麓についたシーンから始まります。まずは情報収集と休息を兼ねて、近くの村に行ってみます。
 酒場に入って村人の話しを聞いていると、「ザゴールは生きている!」と店主が重々しく言いました。ここで最初の選択肢です。私は、空気を読んで人の意見に合わせる性格なので、「うんそうですよね」と答えます。すると店主は気前よくビールを一杯奢ってくれました。運点も1つ増えて良い選択だったようです。(実は1.5では能力値に原点という概念がないようで、この場合は運点を8にしちゃっていいのです。体力値の方は初期値が上限らしいですけど、ともかくこれはありがたいですね。)
 こうして少しは元気も出たので、いよいよ火吹山の地下迷宮に踏み込みます。入り口付近にコブリンみたいな生き物が眠りこけています。平和主義者の私としては、そっと通り抜けたいところですが、運試しで失敗して襲われると怖いので、ここは不意打ちで攻撃する選択肢を選びます。相手に一撃与えたところで初戦闘です!

オーク歩哨  戦闘力13(技術点6) 体力点3

 さすがにこいつには楽勝でした。勝ったら装備品を手に入れて技術点も8にアップしました。これは助かりますね!
 はっ、と気が付くと敵の死体は、オーク歩哨だったと思われる年月の経過したような骨になって転がっていました。今のは幻?でも技術点が上がっているのは事実だし、なんだったのだろう。
 この後は、小箱から古びた鍵を入手。続いては2匹のコブリンがドワーフを拷問しているところに遭遇したので、戦いに挑みます。

第一のコブリン 戦闘力12(技術点5) 体力点5
第二のコブリン 戦闘力12(技術点5) 体力点5

 蹴散らすと、ドワーフが安堵の息を吐きながら「わしは死んでしまったが、お前さんのおかげで、最後に救われたよ」と変なお礼をしてきました。さらに自分の同胞に会うように勧めるような事をドワーフが言うと、、、、、、気が付くと小柄な3体の骸骨が転がる埃っぽい部屋にたたずんでいました。また幻でも見たのでしょうか?
 それから探索をしばらく続けると、また鍵を一本拾い、そして、頭に手足が一本づつ生えている変な金属を発見しました。しかもそいつは生きていて、戦闘になりました。

鉄の一つ目サイクロプス  戦闘力15(技術点8) 体力点5

 見た目に反して、私にはなかなかの強敵でしたが、なんとか倒します。今回は幻覚ではなかったようで、サイクロプスの眼窩を調べるとサイクロプスの宝石を発見しました。やったーーーっ、と喜んだのもつかの間、よく見る(よく読み返す)と「サイクロプスの宝石の欠片」だそうです。ぬか喜びですが、サイクロプスの宝石はザゴールに絶大な威力をもっていたので、欠片といえもども必ず役に立つと思います。
 それから川に到着しました。渡し場でいつの間にかボロボロの服を着た老人が現れました。「渡りたければ、金貨3枚。ビタ一文まけぬぞ」と言ってきます。
 素直な性格の私が金貨3枚を渡すと、老人はそれをひったくってしまうと、「船はない。浅瀬になっているからそこから渡れるぞ」と言い捨ててきました。ひどい。腹を立てて攻撃する選択肢もありましたが、よく考えると老人は「船で渡してやる」とは言っていないので詐欺ではないですね。大人しく私は、体力点を1減らして川を渡っていきます。臆病とか言わないでくださいよ、戦闘でもっと体力点を失う事を避けた戦略的行動ですから!
 続いて、4人組のドワーフのいる部屋に到着(※)して、仲良くカードゲームをしますが、これも気が付くと骨と埃しかない部屋に変わってしまいましたよ。さっきから、なんなのですか、これは?
 そうぶつぶつ言いながら地下迷宮の最深部に到着しました。するとついに現れましたよ、火吹山の魔法使いこと、ザゴールさんが!戦闘に入ります!

火吹山の魔法使い  戦闘力18(技術点11) 体力点18

 やっぱり強い!だけど、こちらには奥の手があります。「サイクロプスの宝石の欠片」を突き出すと、ザゴールが苦悶の表情を見せると同時にあきらかに動きが鈍くなりました。

火吹山の魔法使い  戦闘力14(技術点7) 体力点12

 かなり弱体化はしました!しましたが、私にはそれでも強敵です。でもそれでも倒すしかありません。私もやるときはやるんですから。そりゃそりゃそりゃそりゃーっ。
 戦闘中に運試しに挑戦して一度失敗するという墓穴もありましたが、なんとかこちらの体力点が残り3のところで撃退できました!
 そしてザゴールの宝箱に恐る恐る近づきます。鍵は2本しか持っていません。これは、宝箱の前でさめざめと泣くしかないのでしょうか。
 しかし、宝箱は錠前が壊れていて、開けると空っぽでした。よく見ると宝箱も古びて、ガラクタ同然になっていることに気が付きました。
 さっきのザゴールも幻だった?よくわかりませんが、この地下迷宮は打ち捨てられた廃墟にすぎないようです。私はガッカリしながら、村に向かって帰ります。だけど、今は生きているだけで十分です。少なくとも次のチャンスはあるのですから。




※本当はミノタウロスのいる部屋に行きたかったのですが、残念ながらこっちのルートは何度挑戦してもミノタウロスに勝てませんでした。


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