冒険記録日誌
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2016年01月24日(日) |
爆走バイク!アメリカ大陸縦断レース(RED BOX/光文社文庫) その2 |
(ネタバレ注意。プレイ予定の人は読まないでください。)
州道1号線を単独で走り、アラスカ湾の内陸部を東へ進み、一度北上してカナダに向かいます。 今のところ快調。といっても、巻頭のあたりにとても大まかな地図があるだけで、アメリカの地理に疎い山口プリンは、どのあたりを走っているのか状況がよくわかってないのですが。 針葉樹にかこまれた閑静な道を走っていると、バックミラーにBMWが映ります。最初のライバルの襲撃か。 BMWはグングン近づいてくると、たちまち横並びになって、こちらのバンパーを蹴りつけてきます。ここでギャンブルチェック(サイコロ代わりにページを適当にめくって、出た数字によって分岐すること)! 結果は成功!ハーレーの重量とトルクにものを言わせた体当たりに、BMWは突き上げられるように路肩に叩き付けられる。気を失ったライダーを尻目にナンバープレート1枚ゲット! 幸先の良い出だしに、気分よく田舎道を走っていると、今度は赤い4WDの車に乗ったニ人の男が後方から近付いてきました。先に行ってもらおうと、減速しながら道を譲りつつ、もう一度振り返ると、車の窓からライフル銃がこちらに向かって突き出されている。なんだこいつら!? ここで最初の選択肢が登場。加速して逃げる、戦う、バイクから降りて逃げる、の3択です。どう戦うのか想像がつかないけれど、とりあえず「戦う」を選択すると、スピンターンで方向を変え正面から攻撃と、バイクが有利な場所へ誘い込む、の2択となりました。ここは後者の選択肢で狭い道を走り、狭い橋の上で相手のミスを誘って脱輪させるのに成功。 このあとは妨害もなく、マッキンリー山脈からロッキー山脈につながる山々を左にみながら道を南下していきます。 今度はここでバイクが急に動かなくなります。メカのトラブルのようです。 ここで乗っているバイクがホンダVFかハーレーかにより分岐。ハーレーに乗っていた自分は、どうも修理工場でもなければ直せない故障だったらしい。近くに人家もないような場所ではどうしようもない、との事でゲームオーバー。 なんだかモヤモヤする終わり方だな。けっ、安心の日本製でないとダメだってか!?
2回目の挑戦もハーレーを選択。今度は違う選択肢を選ぶと、4WDの二人組にあっさり銃で撃たれEND。 3回目の挑戦もハーレーを選択。広い平野でオオヘラジカの大群に遭遇し、大木にしがみついて避難していると、600キロはある巨体の群れにバイクを踏みつぶされてEND。 4回目の挑戦もハーレーを選択。順調に進んでいたが、疲労からくる眠気で路上からバイクが飛び出て、骨を折ってEND。 こんな感じで容赦なくゲームオーバーの嵐が続きます。 ハーレーを選択した場合の全選択肢を進めた結果、どうやらハーレーを選択すると必ずゲームオーバーになるようです。今後はハーレー以外の車種を順番に試していくことにします。 ライバルの2台が同時に襲って来たり、ハンバーガーショップで親しげに話しかけてきたライバルが後で攻撃してきたりとか、車種によって遭遇するイベントも違うようで、飽きずに楽しめるのはいいのですが、どの車種でも容赦なくゲームオーバーが続きます。 中には山越えルートを選択したら道中の町が廃墟になっていて、給油ができずにガス欠でENDとか、納得できない展開も多いです。 全ての車種を試し終わり、二週目にホンダVFを選択した時、やっと第一ステージのゴールであるシアトル近くまで進むことができました。しかし、入手したナンバープレートはまだ1枚のみ。 ガソリンスタンドでライバルに遭遇しましたが、こいつはルール違反の拳銃を突きつけ、ナンバープレートを寄こせと詰め寄ります。一応、戦うを選択しましたが、こっちは素手ですからこの状況でどうしろと。またゲームオーバーか!? すると、ライバルの背後から黒塗りのベンツが静かにガソリンスタンドに入ってきました。車から銃口が見えます。 パーン! 乾いた音がしてライバルは倒れ、ベンツから出てきたのは、例の髭のスーツ男でした。 「規約違反はできないと忠告したはずですがね。彼のナンバープレートは君に取る権利があります。我々には必要ないですから。」 レース前に説明していた完璧な監視体制ってのは本当なのか。すげぇ。助かったけど、逆に怖くなってくるな。
ともあれナンバープレートも2枚揃えてシアトルに到着。第一ステージクリアです。
続く
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