冒険記録日誌
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2015年01月01日(木) 新春!サソリ沼の迷路(スティーブ・ジャクソン/社会思想社) その1

 おけましておめでとうございます。今年もゲームブックにまみれた一年になりますように。
 今年の初夢もゲームブックネタになるかなーと思ったのですが、「ビブリア古書堂の事件手帖」と近藤史恵の「サクリファイス」を足して二で割ったようなミステリー風の夢でした。語り部である主人公の僕が死亡していたというところで目が覚めました。夢らしく自由すぎる展開です。

 さて、ゲームブックに関する今年の目標は、冒険記録日誌を最低週一回は更新!としておきます。更新していれば自然にネタとなるゲームブックのプレイ回数も増えてくるので一石二鳥の目標です。
 ここ数年ごぶさただったリプレイ日記とかも書きたいですね。
 というわけで、新年最初の日記は「サソリ沼の迷路」のリプレイです。
すでに冒険記録日誌に2度もリプレイを書いているのに(2004年4月と2005年5月の冒険記録日誌参照)、なぜまたネタにするかというと、この作品が好きだからです。文句あるか。
 ファイティングファンタジーシリーズの多くが、国や世界の危機を救うような大仰な話しなのに、「サソリ沼の迷路」はTRPG的な冒険の1エピソードにしか過ぎないスケール感が逆に新鮮。洋ゲーにありがちな死んで覚えろ的な理不尽さがまったくなく、双方向システムで簡易で楽しいマッピング作業、冒険の目的は3種類魔法あるうえ選択とルートの選択の幅が広く繰り返しプレイにも耐えられる、低い能力値でもクリア可能なゲームバランスと私的にはベストな作品なのです。
 まあ、正月だし、マイナーゲームブックばかりじゃなくて、たまには初心に戻る意味もあります。

 前置きはここまで。さっそく能力値をサイコロを振って決めましょう。

原技術点 10
原体力点 23
原運点  12

 なかなかバランスがいいじゃないでしょうか。
 このゲームブックは善、中立、悪という3人の依頼人がいて、冒険の目的を選べるシステムです。前2回のリプレイが善と悪でクリアしていますから、今回は中立のプームチャッカーから依頼を受けることにします。
 彼の依頼は、サソリ沼を抜けて北にあるウィロウベンドという町へ至る地図を作って欲しいというもの。要するにウィロウベンドまで行って戻ればいいのです。
 中立のプームチャッカーからは、中立の魔法を使える魔法石(1回使い捨て)を5つもらえるので、技術回復の術1回、体力増強の術2回、開運の術2回を選択しました。能力値の原点が高いと、回復系の術の効果が高い(原点の半分回復、端数切上)ので使いがいがあるね。


 でも体力増強3回、開運1回の方がよかったかなーと若干思いつつ、続く。


 


山口プリン |HomePage

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