冒険記録日誌
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2014年02月25日(火) |
アンドロイドの要塞(長谷川 浩司/広済堂出版) |
先日は風邪気味になってしまい、昼間から寝床に転がってゲームブックを読んでいました。 遊んだのは、最近読んだ「首都消失」と小松左京つながりで、未読だった「アンドロイドの要塞」。これは小松左京監修のゲームブックなんですね。 ルールが所持品管理くらいでメモ不要で遊べるのも寝床ではありがたかったです。
内容は宇宙パトロール隊みたいな主人公が活躍するアクションSFというところでしょうか。 人口の少ない鉱山惑星に降り立った主人公が、人間達に反逆するアンドロイド達を相手にほぼ単独で戦っていく内容は、映画「ダイハード」をSFにしたような感じ。直球のストーリーの方がゲームブックには合いますね。戦闘中の爆発で高層ビルから危うく落ちそうになったり、協力者が主人公と別れたあと惨殺されたりと、展開や演出もアクション映画っぽいです。 反逆したアンドロイドは11体で、あと何体いるか脳内でカウントしながら進めていく工程が、結構楽しい。「残り5体であと何タイプと何タイプのアンドロイドが生き残っているはず」とか。
最初のプレイは、自爆する女性型アンドロイドに巻き込まれて爆死。自爆寸前に白目むくアンドロイドはホラー的な意味でインパクトありました。2度目は任務は果たしたものの、最後の最後でお約束のように崩壊していく敵の本拠地から脱出できず死亡。これは2度目のプレイということで最初とは違う選択肢を選ぼうと、ヒロインと仲良くしなかったのが敗因でした。3度目でクリア。 ラスボスにあたるアンドロイドとのやりとりが、アンドロイドのくせに妙に人間臭く感じたな。
ほぼ一本道なストーリーなので繰り返しプレイには向いてなく、自分の好み的には、2・3ルートくらい大きな分岐や脇道がほしかったところですが、理不尽な選択肢がほとんどなく、難易度も適度で良かったです。 ヒロインの扱いが悲劇的なのが不満といえば不満だけど、この方が印象的ともいえるかなー。
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