冒険記録日誌
DiaryINDEXpastwill


2008年08月06日(水) たけたろうの冒険 ──FF18・電脳破壊作戦編 その6──

(ネタバレ注意!プレイ予定の人は読まないで下さい)

 大学の中を捜索していた私は、女学生から老ザカリアス教授を紹介してもらう。教授の部屋に行くと、彼はちょうど講義に出かけるところだった。私の任務を告げると彼は考え込んだ。
 「話しはわかったが、今は時間がない。講義が終わったらまたきてくれないか?1時間後だ」
 仕方ないので、教授の講義に参加しながら時間を潰すことにした。講堂は聴講生でギッシリで、ザカリアス教授は人気者らしかった。ザカリアス教授は、アルカディア人と人類の間における歴史を講義していたのだが、私はすぐに退屈してしまった。もともと勉強が好きなタイプじゃないのよね…。

 気がつくと講堂を掃除にきた職員が私の肩を揺すっていた。
 「お嬢さん、お嬢さん!目を覚ましなさい。とっくに講義は終わってるよ」
 ハッ、と私はよだれを拭った。しまった!いつの間にか机に突っ伏して寝ていたらしい。思わず私は職員の胸ぐらを掴みかえす。
 「なんで起こしてくれなかったのよ!このバカタレッ!」
 「知るかー!!!あわわわっ、こっ、校内暴力はんたーい!」
 職員は万歳の格好をして逃げ出した。もう約束の時間をずいぶん過ぎている。急いでザカリアス教授の部屋に走ったがドアには鍵がかかっており、そこにメッセージが貼り付けてあった。「急用にて早退。明日は午前11時に出勤」
 もはや明日出直すしかない。がっかりして、ホテルに向かう。(寝ていたので体力点2増やし、運点1減らす)

 しかし、やっかいごとはこれで終わらなかった。帰りのモノレールに乗ったときから、なにかに後をつけられているような気がするのだ。博物館の件か、ザカリアス教授に接触したためかはわからないが、用心にこしたことはない。
 私は途中の駅に下車して、エスカレーターに飛び込む。必死に走っていると、後ろからアルカディオン人が2人追いかけているのが見えた。アルカディオン人達から死角になった瞬間に横道に飛び込む(運試し−−−−−成功!)と、奴らは気づかずに走っていった。なんとか振り放すことができたようだ。
 用心して目立たない小道を選びながら、徒歩でホテルに向かう。
 しかし、ホテルまであと一歩のところで、前方から巨大なハンマーの頭のようなノッペリした金属製の円柱が出現した。とにかく一軒家くらいに馬鹿でかい。
 な、なーに!?この漫画みたいな敵は!
 そいつは、飛び跳ねるようにこちらに接近してくる。ジャンプしては地面に着地するたびに、周囲の建物が振動で破壊されるほど大きい!
 どうやら、アルカディオンの殺人ロボットらしい。バリオン手榴弾を投げつけてみる(運試し−−−−−失敗!)が、爆弾は無害に地面に転がった。不発だ。あんなに苦労して手に入れたのに役立たず!
 あわてて逃げ出すが、ロボットは周囲の建物を次々と壊しながら私を追ってくる。あーもう!こんな化け物と戦うしかないわけ!?

ストリート・ファイター 技術点9 体力点16
(特別戦闘ルール:ストリート・ファイターの攻撃が成功する度に、一回に受けるダメージが2点3点4点…と加算されていく。一方、ストリート・ファイターの弱点はアンテナなので、こちらの攻撃が成功する度に通常通りに体力点を減らすかわりにアンテナを傷つけて技術点を1減らすかを選択することができる)

 キィー!こんなのに勝てるわけないでしょー!!!!
 私は一撃も与えられないまま、踏み潰されてしまった。

END


山口プリン |HomePage

My追加