冒険記録日誌
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2008年08月05日(火) |
たけたろうの冒険 ──FF18・電脳破壊作戦編 その5── |
(ネタバレ注意!プレイ予定の人は読まないで下さい)
惑星ラディクスに到着して税関手続きをすませた私は、一人乗りモノレールで都心部へと向かった。航海中に体力点は全快しているので体調はとてもいい。 モノレールから降りた私は人間の宿泊が許されているホテルを調べ、一泊375クレジットもかかる豪華ホテルにチェックイン。専用のサウナを使って体をさっぱりさせたあと、ホテル内にある高級レストランに入り40クレジットする料理のフルコースを楽しんだ。所持金なんて気にしなーい。どうせ使命を達成したあとに経費でおちるから、お金使えるときは楽しまなきゃね。それにしてもさすが娯楽惑星ラディクス。この料理の味のすばらしいこと! 楽しく食事をぱくつきながら、レストランの中を見回す。ウェイターはみな人間だったが、給仕長だけはアルカディオン人でそいつは鋭い目を光らせていた。トポロスに比較すればマシとはいえ、この星にも人間に完全な自由はないようだ。と、ウェイターの一人が近づいてきて他にご注文はありませんかと聞いてきた。 「当ホテル自慢の特別料理、公園入り口の出会いなどいかがでしょう」 「いえ、もう十分。とても美味しかったわ」 私は席を立ってホテルから出て、再びモノレールに乗った。公園に到着するとさっきのウェイターが待っていた。彼はニッコリと微笑む。 「待っていたよ。地球からもう一人商人がやってきて、君がくることを教えてくれたんだ。君の任務の詳細は知らないが、我々の指導者に会いたがっているとは聞いている。君はこれから大学に行ってみるといいよ」 リーダーの名前はなんというのか尋ねたが、そこまでは知らないという。彼の説明によると機密保持のため、レジスタンスメンバーは直属の上司としか会えない仕組みになっているらしい。礼を言ってまたモノレールに乗り込む。
調べるとラディクスで人間が通うことを許された大学は一つしかないことがすぐにわかった。目指す大学前でモノレールを下車したが、大学の近くに考古学博物館があることを知り、気まぐれからそちらに寄ってみる。 博物館は南アルカディン人が一人、武器をもって警備していたが、彼はアルカディン人にしては愛想は良かった。彼の案内してやろうという申し出をやんわり断って、人類がラディクス星に移住する前に住んでいたというラディクス人の歴史展示コーナーを見物する。考えてみれば、かつて前ラディクス人を駆逐した人類が今はアルカディオン人らに支配されている現状は、運命の皮肉と言えなくもない。 大体の展示を見終わった後に私は締め切られた扉を見つける。気になったのでさっきのアルカディン人の警備員に尋ねると、まだ未整理の品物を保管している場所だと答えてくれ、親切に扉を開けて中を見せてくれる。 中はほこりっぽかったが、用途不明と書かれた籠の中を見て思わず興奮した叫び声を出してしまった。未使用のバリオン手榴弾だ!小型で高性能の威力を発揮する爆弾で、私の任務のために是非とも欲しい武器だ。 私の様子にアルカディオン人は不審の表情を浮かべた。親切にされた手前、躊躇う相手ではあったけど仕方がない。レーザー剣を抜いて襲い掛かる。
警備員 技術点7 体力点8
残り体力6点で勝利。アルカディオン人が装備していた通信機から、どうした、異常はないか?と尋ねる声がする。このまま外にでたらまずい。 バリオン手榴弾を大切に服の中にしまいこむと、警備員の服から鍵束を取り出し、地下道を走り回って(体力点−1)博物館の裏口から脱出、そのまま大学校内に潜り込む。
続く
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