冒険記録日誌
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2008年07月31日(木) |
ソーサリーの魔法レッスン その12 |
ソーサリーを知らない人にはまったく意味不明の企画。ソーサリーの魔法レッスンコーナー。 ソーサリーで呪文を使いこなせれば、いいこといっぱい。冒険の使命達成がやりやすくなった、危険を回避できた、宝くじが当たった、パチンコ競馬で大もうけ、身長が伸びた、彼女ができたなどなど大きな反響がおこっています。 そんな羨ましい思いをしたいあなたの為に、魔法の練習をしてみましょう。 下の例題を読んで適切な呪文を一つ選んでください。 今回も魔法に必要な道具はすべて携えているものとします。
(例題)ソーサリー男 2005年
君はちょっとオタク系のもてない男だ。もちろん彼女なんかいない。いた経験もない。そもそもこんな自分に彼女ができるなんてドラマがあるはずがない。そう思っていた。 ある日君は秋葉原に行った帰りに電車に乗っていた。その車両には座席の端で座ってる君と爺さん以外は殆ど女性。 20代〜40代くらいだろうか。 しばらくすると、その爺さんが周りの女性客達に絡み始めた。 爺さんは君の座っている座席に来て、真ん中らへんに 座ってるおばさん数人に絡み始める。 「携帯使ったらただじゃおかねーぞ」 みたいなこと言ってビビらせている。 おばさん達は、「関わらない方が良い」という感じで困ったように、じっと下向いて 押し黙ってしまった。 爺さんはまた訳の分からないことをわめきつつ 「女は黙って男に使われてりゃいいんだよ」 みたいなことを言って、手をおばさんの顔に持っていって顎を掴んだ。 そのとき、君はさすがにマズいと思った。勇気を振り絞らなくては。 魔法よ、勇気を貸してくれ。君は自らに言い聞かせるように呪文を唱えた。 呪文を一つ選べ。
NIF DOZ JIG GAK RAN
選んだら下を読むこと。君の運命は?
(NIF) 君が術を唱えると、電車両内に悪臭がただよいはじめた。 爺さんはおろか、鼻栓をしている君以外は乗客の全員があまりの臭さに転がって苦しんでいる。 ほどなく非常ベルが鳴り、電車が緊急停車し、駅員と警察が乗り込んできた。 今のご時世に電車で異臭騒ぎはあまり洒落にならない。君はテロの容疑で逮捕された。 誤解はいずれ解けるだろうが、このことはニュースになり、ネットで身元を特定され、君は社会的に抹殺の危機を迎えるかもしれない。
(DOZ) 君が術を唱えると、爺さんの動きが急に緩慢になった。 「小僧〜。お前何をした〜」 爺さんが吼えるが、君は思い切って爺さんを取り押さえた。 そして、やってきた警察官に引き渡す。女性達は深々と頭を下げて 「ありがとうございました」 とお礼を言ってくれた。 「良かったら、お名前とご連絡先を教えてくれませんか?」 と、おばさんの一人が言った。 俺はおばさんの持ってたメモ帳に名前と住所を書いておいた 「すいません…私もいいですか?」 隣に座ってた女性にも書いておいた。 後日、宅急便で隣に座っていた若い女性からお礼の品と手紙が届いた。 品はテーィカップ。手紙の内容はお礼らしい。君はちょっと嬉しくなりながら趣味でやっているネットの仲間達に報告すべく、パソコンの電源を入れた…。
(JIG) 術を唱え、君は竹笛を取り出して演奏をはじめる。 すると、爺さんも含めて電車の中の乗客全員が急に踊りだしたではないか。 こっけいな光景に微笑みながら、君は演奏を続ける。術がきれると、爺さんはさすがにバテたようだが、女性達もぜいぜいと息を切らしている。乗客の何人かが君を睨みつけた。 君は恥ずかしさのあまり次の停車駅で電車を降りてしまう。まだ君には世間の風は冷たいようだった。
(GAK) 勇気を振り絞り席から立ち上がって黒いお面を顔にかざす。術を唱えると、爺さんはたちまち恐怖に震え上がった。 「す、すまんかった。勘弁してくれ!」 爺さんは次の停車駅で逃げるように車両を飛び出した。 電車内に平穏が戻り、女性達は深々と頭を下げて 「ありがとうございました」 とお礼を言ってくれた。 「良かったら、お名前とご連絡先を教えてくれませんか?」 と、おばさんの一人が言った。 俺はおばさんの持ってたメモ帳に名前と住所を書いておいた 「すいません…私もいいですか?」 隣に座ってた女性にも書いておいた。 後日、宅急便で隣に座っていた若い女性からお礼の品と手紙が届いた。 品はテーィカップ。手紙の内容はお礼らしい。君はちょっと嬉しくなりながら趣味でやっているネットの仲間達に報告すべく、パソコンの電源を入れた…。
(RAN) 体力点を5減らす。こんな術は存在しない。 君が体力点5を失って、急にぐったり崩れ落ちたので、電車内は大騒ぎになった。電車は緊急停止し、君は急患として病院に運ばれてしまう。
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