冒険記録日誌
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2008年07月29日(火) |
ソーサリーの魔法レッスン その10 |
名作ゲームブック、ソーサリーでは呪文を憶えなければ、魔法使いも単なる弱い戦士。 まだまだ呪文をマスターできないという、あなたの為に魔法の練習をしてみましょう。 下の例題を読んで適切な呪文を一つ選んでください。 今回は魔法に必要な道具はすべて携えているものとします。
(例題)トラトラソーサリー 2003年
「優勝!阪神優勝が決まりました!」 アナウンサーの絶叫とともに無数のトラキチが道頓堀に押し寄せてきた。 「星野監督万歳!ばんざーい!」 「よーやった、赤星ー!」 「井川、お前こそエースやー!」 「金本兄貴サイコー!」 ウオオオオオオォォォォ!!! 次々に人々が橋から道頓堀の川底へダイブしていくなか、不幸にもその場に居合わせた君は人の波に押し流されていく。 飛び込むなんて冗談じゃない。着替えも持っていないし、道頓堀には大腸菌がウヨウヨいるというじゃないか。と君は思った。 しかし、 「あ、危ない。落ちる!」 そう感じた瞬間、君は人ごみにドンと突き飛ばされ、道頓堀に向かって真っさかさまに落ちていった。 急いで呪文を一つ選べ。
FOF ZIP DIP ZEN DOC
選んだら下を読むこと。君の運命が書いてある。
(FOF) 君は術を唱えて自分の周囲に魔法の力場を作り出した。 力場は空気のポケットをつくりだして、道頓堀の水から君を守った。 君は一瞬トラキチ達をうらめしそうに眺めたが歓喜に輝く彼らの顔を見て思い直す。今日くらいは大目にみることにしよう。
(ZIP) 術を唱えると君は瞬間移動をした。 しかし橋のうえは人でいっぱいだ。人ごみの真上に出現して君は数人を下敷きにしてしまう。 君は酔っ払ってカンカンになった人たちに、再び橋のうえから突き落とされてしまった。
(DIP) 体力点を5減らす。こんな術は存在しない。 君はまわりの歓呼の声を聞きながら道頓堀につっこみ、ずぶ濡れになってしまった。 はやく、サウナに入らなければならないだろう。
(ZEN) 宝石をはめ込んだメダルを握り締めると、君は術を唱えた。 すると君の体は空中に浮いたままとどまった。そのまま道路の方へ戻る事に成功する。
(DOC) この術は治療に使用するものだ。今の状況では役にたたない。 君はまわりの歓呼の声を聞きながら道頓堀につっこみ、ずぶ濡れになってしまった。 汚水をたっぷり飲んで腹をこわしてから、再びこの呪文を唱えるといい。
(これはゲームブックのメルマガ、ゲーマニ亭に昔投稿したネタです。あれからもう5年もたったのだなぁ…)
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