冒険記録日誌
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2003年02月11日(火) 新春!八幡国スペシャル その6

(娘について行く)
「悪いが帰ってくれ」
「なぜです!私で出来ることでしたらお手伝いしたいのですが」
吉善屋の人々は娘に冷たかった。娘は驚いたように叫びかえしていた。
「本当に知らないんだねぇ。代官屋敷の前に行ってごらん。私たちがお前に会いたくない理由がわかるよ」
君と娘は代官屋敷の前に走った。そこには立て札が立っていた。
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右、似顔絵の者は先日「吉善屋」火災の放火犯である。
捕らえたものは金30両をとらせる。生死は問わず。
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似顔絵の顔は、兄の顔だった。


(町の噂話を調査する)
町は噂話でもちきりだ。しかし異国人の君はみんなに警戒され、なかなか話しの輪に入ることができない。
八幡国はその閉鎖的な国民性でも有名なのだ。
「放火魔は貴様だろォ!」
誰かが君に向かって叫ぶ。それを聞いた酔っ払いが君に襲い掛かってきた。

酔っ払い / 技術点5 / 体力点4

始末したら騒ぎが大きくならないうちに家に帰ること。
“老人と話してみる”へ進む。


(老人と話してみる)
昨夜は、兄に会っただろうか。
会っていないなら、老人は君が話し掛けても答えない。目をつぶって座り込んだまま、身動きもしない。
もしかすると、これが噂に聞く“瞑想”と言うものなのかもしれない。
君も真似をして試してみるのは自由だ。その場合、サイコロを一つ振ること。
1が出たら異教徒の君には効果はない。運点を1点へらす。
2が出たら君は布袋様の声を聞いた。運点を4点増やす。
3が出たら君は気功法を体得した。体力点を原点に戻せ。
4が出たら君は心眼を会得する。原技術点及び技術点を1点増やす。
5が出たら君は高度な精神世界へと旅立ってしまう。冒険を終了せよ。
6が出たら君の足はしびれた。体力点を1点へらす。

兄に会ったのであれば、そのことを老人に話すと、老人はある品物を君に見せてくれる。
それば何枚かの小判と短い手紙だった。今朝庭に投げ込まれていたと言う。
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面倒に巻き込まれました。私は侍の恥になることをしましたが、罪状は練れ衣です。
しかしもう八方塞がり。私は旅立ちます。最後に今まで貯めた金を置いていきます。
これで足の治療をなさって下さい。いつまでもお健やかに。
お父さんを敬愛する息子より
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後ろで泣き声がした。振り向くと娘が帰っていた。
「代官屋敷のまえに放火魔の人相書きが・・・それが兄さんの顔なの・・・」
そういうと娘は床に突っ伏して鳴咽しはじめた。


(シーン6)
君はこれからどうしたらいい?
・とにかく兄を探す。
・真の放火魔を探し出す。
・ここが潮時と判断して八幡国を出国する。


続く


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