冒険記録日誌
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2003年02月07日(金) 新春!八幡国スペシャル その2

(お辞儀して早々に立ち去る)
君は八幡国の流儀に合わせ、曖昧な笑顔を浮かべながらその場を立ち去ろうとした。
「こらっ、待たんか!」
侍は背後から君の肩を強く掴んで、地面に引き倒した。
そのとき町娘が駆け寄り、君を守るように立ちはだかった。
その様子を見て、侍は舌打ちして立ち去っていく。

(八幡国に来たばかりなので、宿を教えて欲しいと頼む)
君の話しを聞くと、侍はついてこいと言って前を歩き始める。
しかし、侍と一緒に辿り着いた先は検問所だった。
大勢の侍に取り押さえられる目の前で、さっきの侍が礼金を受け取っていた。
君は異国からきた密偵との嫌疑で拘束されてしまったのだ。
運試しをせよ。
失敗すれば君の言い分は聞きいれられす、鞭で打たれてしまう。
体力点を3点減らす。成功するまでこの運試しを繰り返せ。
成功すれば君は釈放される。
すっかり消耗して、道端で行き倒れ寸前の状態の君を救ったのは一人の町娘だった。

(お前には関係ないと突っぱねる)
君の返事に侍は激昂した。
「無礼者。侍を愚弄するとどうなるか思い知らせてやる!」
刀を抜く侍に対して、君もやむなく剣を抜いた。

若い侍 / 技術点8 / 体力点10

2ラウンド戦ったら、一人の町娘が戦闘を止めにはいり、侍は逃げ出してしまう。


(シーン2)
「すいません。さっきの侍は勘当された私の兄なんです」
その町娘は申し訳なさそうに言うと、君を家まで案内して傷の手当てをした。
傷ついていたら体力点を2点回復する。
落ち着いた君は、家の中を見回す。なかなか立派な作りだったが、手入れが行き届いていないようで、あちこち壊れている窓や家具が痛々しい。
さらに奥の部屋には誰か寝ているようだ。
君の視線に気が付いた娘は弱々しく笑った。
「奥で寝ているのは父上です。以前は名の知れた侍でしたが、足を怪我されて寝たきりになってからは、このような生活なのです。兄は貧乏暮らしが嫌で、家を出て先程のようなことばかりしているのです」
娘のススメもあり、君は何日かこの家にやっかいになることに決まった。
翌朝。
「異国の方。昨日のことは忘れて、今日は八幡国の町をゆっくり回って下さいまし」
娘はそう言って、どこかへ働きに出た。
君は、
・しばらく娘と一緒に歩きながら話しをするか。
・再び八幡国の町を散策するか。
・世話になっている礼に、家の掃除でもしておくか。

続く


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