冒険記録日誌
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2002年12月30日(月) |
ソーサリーの魔法レッスン その8 |
(ソーサリーを知らない人には、意味不明です。ごめんなさい)
さあ、続けましょう。ソーサリーの魔法レッスンを。 魔法の腕を錆びさせぬよう、ここで魔法の練習をしておきましょう。果たしてソーサリーが創土社の手で蘇るのはいつの日でしょうか。 次の例題で適切な呪文を選択して下さい。
問題8:オオソージ・ソーサリー
もう年末である。君の家は今日、台所を中心に大掃除をするのであった。 さっそく君は、妻と相談して掃除場所を担当分けする。 窓拭き→君の担当だ。 冷蔵庫→妻の担当だ。 レンジ→君の担当だ。 換気扇→君の担当だ。 洗面台→妻の担当だ。 お風呂→君の担当だ。 床拭き→君の担当だ。 結果を見て君は思わずうめいた。これでは共同作業というより、妻の奴隷ではないか。 君は猛然と抗議したが、 「あんたは当番の皿洗いもサボるし、買い物お願いしたらバカ高いもの買ってくるし、いつもトロトロしているし、私だって一生懸命なんだか・・・・・・」 君はおとなしく掃除をすることにした。 しかしこれでは大変だ。ここは呪文の力で楽ができないだろうか。
NIP SUD YOB SIX GOB
さあ、一つ選択したら下に進もう。
*NIP* 黄色い粉を吸い込み、呪文を唱えると、君は三倍もの速度で動けるようになった。 この間に君は目にも止まらぬ速さで掃除を始め、瞬く間にそれは完了した。 「すごいわ。見直したわ!」 妻も上機嫌だ。ま、本気を出せばこんなものよ。
*SUD* 呪文を唱えてもなにも起こらない。こんな呪文は存在しないからだ。 体力を5ポイントも消耗した君は、妻に休憩を申し出た。 「最初からバカ言ってないでよ。さ、まずはお風呂からやって」 今日は辛い一日になりそうだ。
*YOB* 君がジャイアントの歯を投げてから呪文を唱える。 たちまち巨大なジャイアントの姿が目の前に現れた・・・・・・のだが、天井に頭をぶつけ、床に倒れてのびてしまった。 「あんた家を壊さないでよ!まったく、ほんとにもう」 怒った妻が言い寄ってくる。面目ない・・・。
*SIX* 呪文を唱えると、君の体は六体に増えた。まるで分身の術だ。 しかし、残念ながら分身達は、本体の君と同じ動きしかできない。 つまるところ、掃除の力にはならなかった。 「あんたって、何人いても役に立たないのね」 妻が呆れ顔でそう一言。ウルセー。
*GOB* 君がコブリンの歯を投げてから呪文を唱えると、たちまち数匹のゴブリンが目の前に現れた。 君の指図によってコブリン達は、窓や換気扇に飛びつくと掃除を始めた。 「ふ〜ん。あんたの魔法も、たまには役にたつじゃない」 その様子を見た妻が感想を述べる。 “たまには”は余計だ。
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