冒険記録日誌
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2002年12月29日(日) ソーサリーの魔法レッスン その7

(ソーサリーを知らない人には、意味不明です。ごめんなさい)

お待たせしました。ソーサリーの魔法レッスンの時間です。
このゲームブックは戦士で旅するのも良いのですが、やはり最大の醍醐味は数々の魔法です。
創土社から復刊されたときに備えて、ここで魔法の練習をしておきましょう。
次の例題で適切な呪文を選択して下さい。

問題7:クリスマス・ソーサリー

夜になって君は愛する妻のいる我が家へ帰ってきた。
するとどうしたことだろう。今日は珍しく、愛らしい妻がちょこんと玄関に座って出迎えたではないか。
なんと暖かい家庭・・・これぞ理想の光景だ・・・。
妻は顔をあげていった。
「お帰りなさい。そしてメリークリスマスね」
そうか今日はクリスマスイブなのか、えっ。
「うふふ。待ってたのよ、プレゼント」
しまった!すっかり忘れていた!
「ちゃんと買ってきたわよね〜〜〜〜ぇぇぇええ!!どうなの?まさか忘れたんじゃないでしょうね!」
こまったピンチだ。次の呪文のどれかで誤魔化せないだろうか。

DUD
GOD
NAP
DUM
KIL

さあ、一つ選択したら勇気を出して下へ進め。





























*DUD*
こっそり君はハンカチに向かって呪文をかけ、宝石の幻影を作り出すと妻に手渡した。
妻は非常に喜んでくれた。
しかし翌朝になって、君はビリビリに裂かれたハンカチに気づく。
呪文の効力が切れたようだ。そして台所の方から怒りの包丁さばきの音が聞こえる。
絶体絶命。もはやリーブラ様にでも祈るしかない。

*GOD*
呪文が効力を発揮すると、般若のような妻の顔が急に温和になった。
「ま、いいわ。入って」
そうさ、そもそもクリスマスは神聖な日なんだ。プレゼントなんていらないさ。
心の中でそう言いつつ、君は安堵した。

*NAP*
君は真鍮の振り子を取り出すと、振り子を揺らしながら呪文を唱えた。
妻はプレゼントと関係あるのかと、最初まじまじと振り子を見つめていたが、やがて眠りこんでしまう。
よし、今のうちにプレゼントを買って枕元に置いておこう。助かった。

*DUM*
呪文を唱えている間に怒った妻は、皿を投げようとしたがこれを落としてしまう。
どうやら呪文が効果を発揮したようだ。
さらに猛り狂った妻は、ごみ箱、椅子、包丁を投げようとするがこれも失敗。
しかし、その様子を見ながら君は思った。
こ、これは、呪文の効果が切れたらお終いだ。ただじゃすまなくなったぞ、と。

*KIL*
体力ポイントを5減らす。こんな呪文は存在しない。
妻は冷たい目をすると、君を外に蹴り出して鍵を掛けてしまった。
可哀相だが自業自得だ。今夜は車の中で過ごして反省するといい。


山口プリン |HomePage

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