冒険記録日誌
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2002年12月14日(土) |
七匹の大蛇(スティーブ・ジャクソン/創元推理文庫) 冒険10日目 |
朝になり俺はシャドラックに分かれを告げ、再びバクランドを歩き始めた。 今日はかなりの強行軍になると覚悟していたが、うまい具合にやってきた半人半馬のケンタウルス達を言いくるめて彼らの背に乗せてもらう。 奴らにはお礼に嘘っぱちの幸運の魔法をかけてやった。おめでたい奴らに幸運を!
やがてブラックエルフの隊商がいる付近まで移動したところで、俺は降ろしてもらう。 ブラックエルフと交渉をして、俺は商品を並べてある幌馬車の中に入れてもらった。 食料品などは是非買っておきたいが、今の手持ちの金貨は7枚しかない。 そこでかわりに旅の道中に入手した緑の毛のかつらや、疾風の角笛など、戦士の俺には使い道のない品物を売って次のものと交換してもらった。 ─ヴィトルという固い干し肉が入った小さな丸パンを4食分 ─鎖かたびら ─解毒剤 ─バクランド地方のことを書いた羊皮紙。
買い物を終え隊商から離れた俺は、しばらく歩いてからキャンプの支度を始めた。 ヴィトルをかじりながら、隊商で購入した品をチェックする。 鎖かたびらはなかなか質が良く掘り出し物と言えそうだ。 解毒剤は万一の備えの為だが、はたして七匹の大蛇達は毒を持っているのだろうか? そもそも七匹の大蛇は今どのあたりにいるのだろう? 羊皮紙の方はほとんど読み取れないが、助力を得られるかもしれないシャムと言う魔女の住処について書かれていた。明日になったらそこを尋ねてみよう。 いろいろ考えてもしかたがないので、今日はもう寝ることにする。
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