冒険記録日誌
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2002年12月09日(月) |
城塞都市カーレ(スティーブ・ジャクソン/創元推理文庫) 冒険7日目 |
今朝は村人に見送られながらスヴィンの村を出発したのだが(ジャンは、スヴィンの祈祷師が追い払ったのでもういない)、城塞都市カーレの入り口で門番に捕まってしまった。 そんなわけで今夜も牢屋のなかでこの日記を書いている。噂に「靴紐一本のために殺人が行なわれるような荒くれた港町」とは聞いていたがいきなりこれだ。 牢獄で先客にいた爺さんが「カーレに害のある人物でないとわかれば直ぐに釈放されるだろう」と慰めてくれ、さらに重要な情報を教えてくれた。 それはカーレの北門(バクランドへ向かう門)は外敵へのそなえの為に、魔法によって封印されているという事だ。 開門の呪文は、カーレの権力者達が一行ずつ記憶していると言う。つまり、先に進む為には権力者達に会い、その呪文を教えてもらう必要があるらしい。 面倒な話しだが、この先を横切る広大なジャバジ河を渡る橋は、カーレの中心部に建てられたハーバー・ブリッジだけだ。旅を続ける方法はそれしかないようだ。
ただ、この危険な街では油断が出来ない。たとえ、目の前の親切そうな爺さんでも同じだ。 警戒して今夜は夜通し起きておくことに決める。
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