冒険記録日誌
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2002年12月06日(金) |
魔法使いの丘(スティーブ・ジャクソン/創元推理文庫) 冒険5日目 |
どうなっているんだ。今晩は牢の中で過ごすなんて。 スヴィンの村で村人相手に、自分の冒険談をちょっと自慢したら、なぜか村人達に取り押さえられちまったよ。 しょうがない。明日になれば事情もわかるだろし、もう日記を書いたら寝てしまおう。
今日の道中は、一度追いはぎに襲われたくらいで、比較的平穏だった。 剣でねじ伏せ、殺さずに許してやると、追いはぎは──フランカーという名前だそうだ──ひざまついて感謝した。この先の城塞都市カーレで会った時は、味方になってくれるそうだ。 まあ、あてにはならないと思いつつ再会を誓って分かれた。 あとは、老婆からお茶の招待を受けたくらいだね。なんとその婆さん、旅の最初に老人から手に入れた“魔法の書の1ページ”の元の所有者だったのさ。 もう婆さんは大喜び。世間は意外と狭いね。 どうやらジャンは婆さんを嫌がっていたようだが、お陰でいい休憩になった。 そして辿り着いたのが、スヴィンの村なのだが、後は最初に書いた通りさ。 ちくしょぉ。昨日も何も食べてなかったのに、もう腹がペコペコだよ。 まだ戦いではたいした傷は負ってないのに、体力が落ちちまってるよ。
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