冒険記録日誌
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2002年10月22日(火) 恐竜探検(デイヴィッド・ビスコフ/二見書房)

タイムマシン・アドベンチャ−シリーズの第一作目。
主人公がタイムスリップする主な舞台は恐竜のいる世界――1億5000万年前の太古の時代です。
爬虫類から鳥へと進化を始めたとされる恐竜。“始祖鳥”の生きている姿を写真にすることが、今回の使命。
時間と空間を移動できるタイムマシンを利用して、恐竜達から身を守りながら情報を集め、“始祖鳥”の生息する時代と場所にたどり着かねばなりません。
以前に日記に書いた「海賊の秘宝」でも触れましたが、タイムマシンとは読者が手に持っているゲームブックそのものだ、という設定はこちらも同じです。間違って現代の本屋にタイムスリップしてしまい、本屋の店員に万引き犯と間違えられるシーンがあって笑えました。
全体的な感想は、「海賊の秘宝」と同じなので省略。ただ、恐竜時代というのは昔からいろんなテレビや雑誌で取り上げられているテーマだけあって、こちらの方が身近に感じます。
さすがに発売されたのが10年以上前なので、中には古い知識もありますが、史実を元にした設定なので、恐竜から逃げ回ったり、推理しながらタイムマシンの移動先を決定している内に、地球の歴史を覚えることができます。
遊びながら勉強もできる一石二鳥のゲームブックですね。


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「恐竜探検」を読んだ後、シリーズ三作目の「ムサシの剣」では、350年前の日本がどう描かれているのか、非常に気になってきました。現在捜索中ですので、ゲームブックの交換、もしくは譲ってくれる方がおりましたら是非連絡をお願いします。


山口プリン |HomePage

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