冒険記録日誌
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2002年10月23日(水) |
がんばれゴエモン! からくり道中 東海道五十三景(池田美佐・三原治/双葉文庫) |
コナミの有名ファミコンゲームのゲームブック版。 ある意味典型的な双葉文庫のゲームブックですね。内容はファミコン版の世界を忠実に再現しています。 主人公は天下の義賊、石川五右衛門。近頃、大名たちが百姓の生活も考えずに、過酷な年貢を取りたてる。ここで世直しをしてやろうと考えた五右衛門。諸悪の根源、お江戸の殿様に直談判しに行こうと思い付く無茶苦茶な話しです。
てなわけで、江戸に向けて五右衛門の旅はスタートしました。 ところが江戸にたどり着くまでには、いろんな罠と敵が待ち構えているのです。 それにしてもこの敵達が、どこから送り込まれているのかとても疑問です。 ダンゴを食べて体力を回復しながらも熾烈な旅は続き、やがて江戸城にたどり着きました。 ここで敵もあせってきたのか、卵を落下して攻撃する鳥を送り込むなど、狂っているとしか思えない猛攻が続きます。単身で江戸城に殴り込む五右衛門と、どちらがより狂っているのかはわかりませんが。 そしてついに最終目的地である殿様の間にたどり着くと、意外にも殿様は逃げずに五右衛門を待っていました。 「すまなかった。これからは民、百姓のことを考えたまつりごとを約束するぞ」 たかが一盗賊にここまで正面突破されて、今更幕府の威信もへったくれもないのでしょうが、なかなか潔い殿様です。 最後に五右衛門は江戸城から大凧に乗って、大空にまいあがります。 「今日もお江戸は日本晴れィ」 これにて一件落着。めでたしめでたし。
で・も・
エピローグでは、あわれ五右衛門は釜茹での刑にされてしまうのです。 しかし刑の直前にUFOがやってきて、五右衛門は宇宙人と一緒に宇宙に旅立ってしまいました。
うーん。こうやって書いて見ると、なんというかすごいストーリーですね。 発売当時は結構面白くプレイしていましたが、今読むと・・・・・・別の意味で面白いかな?
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