冒険記録日誌
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2002年10月08日(火) イセンガルドの密偵(テリー・K・アムサー/ボビージャパン) その1

 このゲームブックは発売当時でもかなりマイナーな部類だったので、知らない人が多いんじゃないかと思います。しかし、もっとも有名な小説を原作としたゲームブックなのです。
 その原作とはJ・R・R・トールキンの「指輪物語」。最近では映画化された「ロード・オブ・ザリング」によって、日本での知名度はさらにアップ、その人気は説明する必要がないでしょう。
 ミドルアース・クエストシリーズと銘打たれた「イセンガルドの密偵」はそのシリーズ第一弾となっています。
 ストーリーは「指輪物語」をそのままゲームブック化したのではなく外伝的。
 主人公は、白の魔法使い“サルマン”の若い弟子という立場で、イセンガルトのオルサンクの塔に住んでいる人物なのです。
 理想の師匠だった“サルマン”が、だんだんと不可解な行動をはじめ、周辺にはオークが住み着きだす。その事態に主人公は、師匠が悪の道を歩み始めたのではないかと疑い始める───。
 なかなか面白そうな設定じゃないでしょうか。
 そんなわけでちょっと挑戦してみました。今回はネタバレご容赦ですので注意してください。

続く


山口プリン |HomePage

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