冒険記録日誌
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2002年08月25日(日) |
激突!第7機装兵団 モニュメントの謎(構成:高橋昌也・イラスト:横山宏/朝日ソノラマ) その3 |
いきなり迷路の真ん中に放り出された私。 無機質な通路を進んで四つ角を曲がると、前方に小さくモビルスーツ姿が見えた。敵のようだ。
*「前進」を選択* 前方のモビルスーツ姿が大きくなった。 「戦闘」の欄に数字が点ったが、この距離では遠距離用武器がないと駄目だろう。
*さらに「前進」を選択* モビルスーツ姿が、目の前にそびえる程大きくなった。 なんのセリフもない。ただイラストに「警告」の文字が浮かんでいて妙な緊迫感を感じる。
*「戦闘」を選択。続いて「チェインガン使用」を選択* 「敵発砲」 「当方のライフレベル1低下」 「敵逃走」 真っ黒の画面に、上の文字が表示される。最初の戦闘はあまりうまくなかったようだ。
しばらく進むと、新たなモビルスーツ姿が見えた。文字が表示される。 「貴官の担当戦区ではない」 コメントから見るにどうやら味方のようだ。これ以上進めないらしい。 冒険の舞台は巨大迷路でも、実際に移動できる迷路は意外と狭いのかもしれない。 (ちなみに味方に「戦闘」を仕掛けることもできるが、そうすると「不名誉な行い」「貴官の任務は解除された」と表示されて即ゲームオーバーになる) しかたないので、また迷路の中をもくもくと移動する。 すると前方に巨大戦車のような敵があらわれた。
*「前進」を選択* 戦車が大きくなった。通路からはみ出して全体が見えない程巨大だ。 イラストを見る限り、戦車は前方の四つ角を左右に移動中らしく、横側をこちらに見せている。もしかすると敵はこちらに気づいていないのかもしれない。
*さらに「前進」を選択* もう戦車は目の前に壁のようにそびえ立っている。「警告」の文字はない。 正面から対峙してなくて幸運だった。
*「戦闘」を選択。続いて「チェインガン使用」を選択* 「命中」 「敵破壊」 「敵爆発」 「爆発による損害を被る」 「当方のライフレベル1低下」 真っ黒の画面に、上の文字が表示される。やった。大物をやっつけたぞ。 喜びつつ次のパラグラフに向う。
「貴官の任務は終了した」 エピローグへ。
はい!? もう終わりですか?まだ始まったばかりなんですけど。 たまたま最善の道でクリアしたのかもしれないが、あっけなさすぎる。 独特の雰囲気と独自性はあるのに意表をついただけで終わるのはもったいないぞ。 しかし本当にこれで終わりらしい。 せめてゲームにランダム性でもあれば何度も楽しめそうだったのにな。 なんだかとっても残念無念な感想になったゲームブックでした。
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