冒険記録日誌
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2002年07月20日(土) |
ソーサリーの魔法レッスン その4 |
(ソーサリーを知らない人には、意味不明です。ごめんなさい)
4月以来の復活企画。“ソーサリーの魔法レッスン”の時間です。 「久しぶりにソーサリーをやるので、呪文を思い出せない」 創土社からソーサリーが復刊された時にこんな事にならないように、魔法の復習をしておきましょう。 次の例題で適切な呪文を選択して下さい。
問題4:ソーサリー・ファイナル
私は満帆砦商事に勤務しているOL。 今日の昼休みは、いつものみんなと昼食しているわけではありませーん。 喫茶店で2人のサラリーマンと向かい合っていたの。 「あなたの魔法術が我が社の発展に必要なんです」 「給料は満帆砦商事の3倍出します。お願いします。ぜひ我が社へ来て下さい!」 実は今、私はいわゆるヘッドハンティングを受けているのだ。 会社で問題児扱いされていた庶務三課の私がよ。気持ちいい〜♪ 「少し考えさせて下さい」 なんて一応もったいぶったけど、こんなおいしい条件なら受けるっきゃないよ。 でも少し話しが旨すぎる気もするな。ちょっと確かめてみようかな。 「このお話し。ちょっと魔法で確かめさせて下さい」 私がそう言うと、相手の表情が一瞬ギクリとした・・・気がした。 次の中から一つ選んで呪文を唱えてみよう。 RAP SOS FAR TEL HOW 選んだら下で結果を見てみよっか。
*RAP* 体力ポイントを1減らす。私は一時的にいろんな言語が理解できるようになった。 しかし相手は日本語を喋っているので、この魔法は役に立たない。 失敗しちゃったけど、まあいいか。気にする事ないわ。 私は契約書にサインして、満帆砦商事に辞表を提出した。 彼らが満帆砦商事のリストラ作戦により、人事部が雇った詐欺師だと気がついたのは、それから数日後の事だった。
*SOS* 体力ポイントを5減らす。こんな呪文は存在しない。 呪文を唱えてもなにも起こらないので、みんな静かになった。 気まずい沈黙が流れた後、サラリーマン達は愛想良くとりなしてくれた。 「いや、誰だって失敗はありますよ」 「あは、そうですよね。ホホホ、ここにサインすればよろしいの?」 私は契約書にサインして、満帆砦商事に辞表を提出した。 彼らが満帆砦商事のリストラ作戦により、人事部が雇った詐欺師だと気がついたのは、それから数日後の事だった。
*FAR* 体力ポイントを1減らす。水晶玉を取り出して眺めると、未来の私が見えてきた。 満帆砦商事のリストラ作戦によって路頭に迷う姿が見える。 それを見て、サラリーマン達の顔が青くなった。 「ヒーーーーー!私達は満帆砦商事人事部が雇った詐欺師なんです。ごめんなさい!ごめんなさい!」 ふん、そうゆうことだったのね。 私を騙すとはいい度胸だわ。見てなさいよ満帆砦商事。 私は心の中で指をポキポキ鳴らしながら、ニッコリと笑みを浮かべた。
*TEL* 体力ポイントを1減らす。呪文が効き始めると、彼らの考えている事が読めてきた。 (ここで魔法を使われるとはまずいな・・・。私らが満帆砦商事のリストラ作戦で、人事部に雇われた詐欺師だとばれたらどうしよう) ふん、そうゆうことだったのね。 私を騙すとはいい度胸だわ。見てなさいよ満帆砦商事。 「お返事が決まりましたわ。ふふっ」 私は心の中で指をポキポキ鳴らしながら、青ざめる2人に話し出した。
*HOW* 体力ポイントを2減らす。呪文は私に何も危険はないと告げた。 実はこの呪文は、チカンが隠れている道を避けるとか、具体的な危険を避ける為の呪文なので、今回のようなケースでは役に立たないのだ。 そうとも知らず安心した私は、契約書にサインして満帆砦商事に辞表を提出した。 彼らが満帆砦商事のリストラ作戦により、人事部が雇った詐欺師だと気がついたのは、それから数日後の事だった。
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