冒険記録日誌
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2002年07月19日(金) |
タイガー暗殺拳(アンソニ・サンプソン/二見書房) その8 |
(ネタバレ注意。最後の雑感以外プレイ予定の人は読まないで下さい)
10度目の冒険で私はヤーモンの寝室に進入した。 オノリックと死の魔術師は既に毒薬とタイガー忍法によって暗殺している。 邪魔者のいない空間でヤーモンとの死闘が始まった。 ここで、貯金していた内力パワーを全開させ、****投げ!必殺****!****パンチ!と一気に連続攻撃をたたみ掛ける。 ヤーモンは私の前に崩れ落ちた。 意外にも彼の死に顔は安らかであった。強者との戦いで死ぬ事は、彼にとっても本望だったのだろう。 私の復讐の旅はこうして終わった。
完
*雑感* やってみると、作者としては真面目に作ったゲームブックだと感じますね。 日本人から見ると、中国拳法と日本忍術とを混同している点に、突っ込みを入れたくなる世界観ですけど、それがこのゲームブックの面白さなので、大目にみるべきでしょう。 FFゲームブックのように、意地悪な仕掛けや必須アイテムが存在しないので、楽な気持ちでプレイできましたし、独特な戦闘ルールも、なれると拳法で戦っている雰囲気がうまく感じられて病みつきになります。 みなさんも古本屋でこの本を見かけたら、食わず嫌いはやめてぜひ挑戦して下さい。
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