冒険記録日誌
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2002年07月18日(木) タイガー暗殺拳(アンソニ・サンプソン/二見書房) その7

(ネタバレ注意。プレイ予定の人は読まないで下さい)

 8度目の冒険では、初めてドゥームオーバーの町に入った。
 同じクオンの信者の家に身を寄せる事ができ、私はひとときの安らぎを得る。
 立ち去り際に、アントーと言う元クオン寺院の長が、隠遁生活を送っている事を教えてもらった。
 彼らの忠告に従い、険しい崖を登りアントーの住む洞窟に向かうと、突如バケモノが襲ってきた。
 不意をつかれて傷を負ってしまう。と、そのとき
「キェーーーー」
 内力の気合と共に、突如現れた男の蹴りがバケモノを一撃で屠ってしまう。男はアントーだった。
 彼はヤーモン達がドリュース・グレンナの町に到着して、恐るべき“死の魔術師”と合流した事を教えてくれた。
 さらにクオンの蹴り技の極意も伝授してもらった私は、厚い感謝を胸に先へ急ぐ。

 数日後、ドリュース・グレンナの北にそびえる城で、私はヤーモン達に追いついた。いよいよ忍者の本領発揮だ。
 夜を待って鉄の爪をつけ城壁を登り、狭い抜け穴には関節を外して潜入する。
 塔の前で見張っている警備隊長に手裏剣を投げつけた。

───外した。幸い手裏剣は遠くに落ち、相手は気がついていないようだ。

 もう一度慎重に投げる。

───また失敗!手裏剣は警備隊長の鎧に当たる。

 警備隊長は叫びだし、その声を聞きつけた警備員が大勢やってきた。
 私は逃げ出そうとしたが体が動かない。“死の魔術師”が空中に浮かびあがって、ニヤリと笑っているのが見えた。
 そのうち塔から亡剣軍団総督のオノリックが飛び出してきて、一刀で私の首を刎ねる!


 完



 9度目の冒険で、ついに私はヤーモンの寝室にたどり着くことが出来た。
 ヤーモンは瞑想していたが、私に気づくと無表情に立ち上がって礼をする。
 「ようこそ、忍者。おまえは復習のタイガーだな」
 私も礼を返すと、すぐに飛び掛かった。お互いの蹴りと拳が飛び交う死闘になった。
 しかし“死の魔術師”が警備兵を連れて加勢にやってきた。
 気をとられた私の隙をヤーモンがのがすはずもない。
 私は大きく投げ飛ばされ、一斉に警備兵の剣で串刺しにされてしまう。







惜しい!クリアはあと一歩だ。再チャレンジで続く。



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