冒険記録日誌
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2002年07月16日(火) タイガー暗殺拳(アンソニ・サンプソン/二見書房) その5

(ネタバレ注意。プレイ予定の人は読まないで下さい)

 4度目の冒険だけあって、私は簡単にドゥームオーバーの町をこえてきた。
 今回は毒消しの術を覚えていたので2度目の冒険と同じく街道を通り、コブラ男に襲われていた少年を救ってみる。
 少年と連れの大人達に聞くと、コブラ男はこの先の洞窟に住んでいたらしい。洞窟の奥は宝があるそうだが本当のところはわからないようだ。さらに少年は「魔術師と握手しちゃだめだよ」と忠告してくれた。なんのことか分からないが、覚えておいて損はないだろう。
 少年達と別れたあと問題の洞窟の前を通り過ぎたので、ちょっと探索してみる。
 すると突如洞窟に沸いて出た水流に押し流されてしまい、辿り着いた先は・・・・・・なんと闘技場だった。
 どこからか登場した兵士が「生き残るのは一人だけだ」と言って私を舞台に押し出す。
 闘技場を取り囲む、大勢の観客達の大歓声が私を迎えた。
 観察すると、円形闘技場の中心部には堀に囲まれた小さな城があって、そこで鬼が吼えている。こいつを倒すのが目的らしい。
 そして城の周りには沼地・砂漠・草原・氷上の4つのエリアがあって、それぞれライオンやコブラ男が放たれていた。
 さらに東西南北の端にはそれぞれ台があってその一つに私は立っているようだ。他の台には戦士・黒妖精・魔術師がいて、彼らも私と同じく戦わねばならないらしい。

 大勢の観客達はどこからきたのか?
 さっきの少年達もグルだったのか?
 この異常なうえに凝った舞台セッティングは何なのか?
 そもそもなぜこんな闘技場があるのか?

 唐突の展開にそんな疑問(つっこみともいう)が渦巻くが、そんなことにはおかまいなく戦闘は始まった。
 私は氷上エリアに踏み込み、雪男と対峙する。
 まずは鉄拳パンチで攻撃(ダメージ4)したが、反撃(ダメージ6)をくらって残り体力が13ポイントまで減ってしまう。
 雪男は攻撃力が高く、相手の体力はまだ18ポイントもある。
 危機感を感じた私は、ダメージが2倍になる“内力”を発動させることを決めた。(冒険中、5回までしか使用できない)
 まずドラゴン払い投げを決め、バランスを崩した雪男に“内力”を込めたタイガー跳びキックをぶち当てる。投げによる追加効果も加えて、ダメージ20ポイントのクリティカルヒット!この一撃には溜まらず雪男は血を吐いて倒れた。
 あたりを見回すと、戦士と黒妖精は他の怪物にやられてしまったらしい。他に残った挑戦者は魔術師だけで、彼は共に鬼を退治しようと私に話し掛け、握手を求めてきた。しかし少年の言葉を思い出した私は嘘を見抜き、魔術師を鉄拳パンチ、天馬キックの連続攻撃で叩きのめす。魔術師は堀に落ちて、怪しげな魚達に骨まで食べ尽くされてしまった。
 私は城をよじ登って鬼と戦い始める。
 だが鬼は強かった。おまけに私は既に体力を消耗していた。
 健闘空しく、鬼の槍に串刺しにされてしまう・・・・・・。






再チャレンジで続く


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