冒険記録日誌
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2002年07月13日(土) タイガー暗殺拳(アンソニ・サンプソン/二見書房) その2

(ネタバレ注意。プレイ予定の人は読まないで下さい)

 善神クオンに仕える“岩の寺”では5人の長がいて寺を治めている。
 今日は私が長になれるかの試験があるのだ。
 眩しい暁の光に照らされた外から、寺の中へと入り、曙の長に礼をする。
 私の横でも同じく試験を受けるゴロスが長に礼をしている。
 腰布だけ身に付け、体中に油を塗って筋肉質の体をさざなみのように動かしているゴロス(ムキムキ男のイラストあり)。
 これから私は彼と試合をせねばならない。お互い礼をして試合開始。

 アチョー!コブラ・パンチ!
 ホォワチャー!タイガー跳びキック!
 もう一回タイガー跳びキック!

 必殺技を繰り出すが、なかなかダメージが減らない。
 ならば渦巻き回転投げだ!

 しかし、つかみそこね、そのスキを狙われ逆にゴロスに締め上げられる。
 耐えきれずに気を失ってしまい、気が付くと勝負に負けていた。
 見習い僧たちが慰めてくれたが負けは負けだ。
 私は、長の衣装をまとって登場したゴロスに祝福の拍手を送った。

 新たな長誕生の宴が終わると、私は瞑想して体力を回復する。(忍者が瞑想に長けているとは初めて知った)
 寺に向かって砂浜を歩いていると、妙に騒々しい。どうやら見知らぬ客人が船を使って寺に来たようだ。
 彼はグレイヴァスと名のった。大地の割れ目をまわる警備長官らしい。
もたらされた知らせは恐るべきものだった。
 岩の寺の宝“ケッツインの巻物”を奪った“紅蟷螂教の炎の長”ヤーモンが、巻物の書かれた“力の言葉”を使って善神クオンを封印しようと計画中だと言うのだ。
 養父の仇、ヤーモン!
 私は、この計画を阻止すべくグレイヴァスの船に乗って旅立つことを決めた。

 その数日後、グレイヴァスの船は海賊に襲われて、私は海賊達にあっさり捕まってしまう。
 脱出の術を知らない私は、奴隷として余生を過ごすことととなった。





 再チャレンジで続く


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