冒険記録日誌
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2002年03月27日(水) 薫の君によろしく! DOKIDOKI平安京ストーリー(双葉文庫)その1

今回は過去の思い出話しではなく、まだ未プレイのゲームブックに挑戦します。
双葉社のペパーミントゲームブックシリーズです。
コバルト文庫とかX文庫とかに見られる、少女小説の世界を舞台にしたシリーズですがご存知でしたでしょうか。
表紙のかわいい女の子のイラストからも、漢な男性読者を寄せ付けない雰囲気がほとばしる内容です。

「薫の君によろしく!」 は中学2年生の女の子、リサが平安時代にタイムスリップすると言うストーリー。
キャラクターメイキングですが、チャーミング・勇気・ラブの3つが設定され、全て50ポイントからスタートです。
それにしても、ラブポイントに嫌な予感がします。
さて、ボーイフレンドの敦と自宅で、ギターなど楽器の練習をしているところから物語は始まります。
古ぼけた鏡を見つけた二人。書いてある呪文のような言葉を読んで、鏡の向こうの世界に吸い込まれてしまいました。
そこは、時空のハザマ。
ここには、リサそっくりで十二単を着た平安時代の少女、沙理がいました。
彼女も向こうの世界で鏡の文字を読んだそうです。
沙理は、親の決めたいいなずけと無理やり結婚(現代では夜這いにあたる)させられそうになり、戻りたくないと言います。
私も信じられない!と同感する事にします。チャーミングポイントがアップです。
結局、私たち二人が一週間ほど入れ替わって、沙理のいいなずけに肘鉄を喰らわせることになりました。
いいなずけの人も、いささか可哀想です。
最後にずっと存在感のなかった敦が、ポケットから(何が出るかはランダム)風邪薬と現代の小銭をプレゼントしてくれました。彼は現代にもどって、沙理の面倒をみます。
さあ、タイムスリップ!
気がついて蔵からでると、十二単を着ている私に向かって、屋敷の女房らしき人が近寄ってくるところでした。

DOKIDOKIしながら次回をお待ちください。


山口プリン |HomePage

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