冒険記録日誌
DiaryINDEX|past|will
2002年03月09日(土) |
ウィザードリィIII ダイヤモンドの騎士(双葉文庫) その3 |
最下層に到着した冒険者一行。さすがに強そうなモンスターが続いて登場します。ここからは、パーティから2人目のリタイア発生とか、謎の騎士との再会などイベントも多いのですが、ネタバレになるので書くのはパスです。 それにしても今までの階で、手裏剣などいくつかのアイテムを取りこぼしたようです。 その分サイコロ運がないとクリアできないシーンがあるのがつらいです。それに加えてバンパイヤロードにやられたレベルドレイン攻撃が痛い。最強のレベル6から、一気にレベル4まで落ちます。これが響いて、ダバルプスとの最終戦に負けてしまったのです。 惜しい!
最初からは辛いので最下層の入り口から再スタートしますが、なかなか勝てません。 そして4度目の挑戦。ついに主人公の呪文で弱ったダバルプスを斬りつけるのに成功! 苦戦ながらとにかくクリアしました。
<雑感>
ウィザードリィの設定や雰囲気はよく再現されている気がします。 でもウィザードリィの魅力って「5階の魔物と戦ったとき、僧侶が石化して困ったよ」とか「このあたりで経験値を稼いで転職したな」とかプレイヤーの数だけ冒険のストーリーがあるあたりがいいと思うのですよ。 本書はメンバーチェンジから宿の行き来まで強制イベントになっているので、この楽しさがないのが残念でした。 まあ原作と比較して考えなければ、これはこれで面白い作品とは言えます。
余談ですが、本書には出口も入り口もない隠れパラグラフがいくつかあるのです。 その中の一つには、“美青年の僧侶が主人公を禁断の世界にさそうシーン”が書いてあって、ちょっと笑えました。本書を持っている人は気づいていましたか?
|