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■ vewpoint
今の季節は秋ほどには空が高く感じられないけれど 標高の高い山に登ったトキ 彼女はまだ幼い少女だった 雲は物体だって思ってた
雲が凄い勢いでスピードで流れていて その小さな千切れを掴もうとしたんだったっけ 少女の手をすり抜けていく小さな雲の群れ 掴んだはずの手には何も触れはしなかった
夢や幸せというモノを その手に掴んでいる人も多分いるのだろう
でも その少女が成長して「大人」になって暫くした頃 少女だった彼女は気がついてしまった “夢”も“幸せ”もまるで雲の様なのだ・・・と
其処に見えているのだけれども 掴めそうに見えても掴めないってコトを
視点を変えられたなら在るのかも知れない 彼女の手の中にも、ね
“夢”だって “幸せ”だって
そして “満足”だって、ね。。。
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