こないだ、生き物の交接行為について熱く語ってしまった。

人間は、気持ちいいということがわかっているから
セックスという交接行為をするんでしょ。
もっともっと、って思っちゃうものでしょう。

だけど虫には、「気持ちいい」っていう感覚がないのではないかと
習ってきたりどこかで耳にしたりとかで記憶していて
虫や他の生き物の交尾とか交接行為というのは
繁殖のためだけにある、ってあたしは思っているんだけど
間違ってるのかなぁ。

それと、生き物におけるメスの役割について。
例えばカエル。

1個のメスの周りにたくさんのオスが寄ってきて
奪い合いをするでしょ。
そこで一番強かったオスが、そのメスとの交接ができる。
オスが強くないと自分の遺伝子を残すことができないのはわかったけど、
じゃあ、メスっていうのは
そういうような能力を評価されることはないのかしら。
どんなメスでも構わないってことなのかなぁ。
オスさえ強ければ、メスなんてのは
繁殖の道具にすぎないってことか。
大事な道具ではあるけど、でもなんだかそれだけじゃ
メスってかわいそうな気もする。

というか、メスって数が少ないのかなぁ？
オスは売るほどいるような感じがする。

そのあとで考えたのは、ライオンのオスのこと。
昔、動物園で交尾現場を押さえてしまった時に
初めて間近で見たオスライオンの背中に盛り上がっていた
ヒトで言えば肩甲骨らしき骨が
何とも言えないぐらいに色っぽくてやらしくて
とても力強く感じてどきんとして
それ以来あたしはオスライオンで欲情できるんじゃないかと

そんなことは置いといて

オスライオンって、何もしないでしょ。
交尾して子孫を残したら、それだけ。
狩りをするでも子の面倒をみるでもなくて
眠そうな顔でそこらに横たわってあくびをしていたりする。
間違ってるかもしれないけど、そんな記憶なので。

どうしてそこまで何もしないでいるのかっていうことを知りたい。
ライオンもメスを選ぶ時って死闘してるんだっけ？
あたしって、何もしないオスライオンの相手の、
出産育児家事食事しつけ全部をやっているメスライオンみたいだと思った。
うちのオスライオンは死闘はしないでメスを獲得しましたけども。

や、素敵なオスライオンとオットを重ねて考えるのは
オスライオン様に失礼だとさえ思っていたりするんだけど
一緒に暮らすならライオンよりオットのほうがラクではある。

生まれ変わったらメスライオンでもいいなぁ♪
オスライオンが交尾してくれるから。
繁殖目的で一度だけだとしても
あの悩ましい肩甲骨の持ち主が後ろから上に乗るなんて
思っただけでうっとりだもん。大興奮でじゅるじゅるですよ。

そう思えるなら、そのあと何もしてくれなくても
そのうっとりだけで何でもひとりでやっていけそうな気がするぞ。
メスライオンに生まれ変わっても、
この奴隷体質の憧れやさんなところが残っていたとしたら
楽しい毎日が送れるのかもしれない。わーい。
・・・あ
オスに生まれ変わるほうがらくちんなんじゃないのか？
風に吹かれてあくびをして過ごす気楽な日々。