やさぐれ日記・跡地
アルティーナ



 急変の時

例えば7年前の日記を読めば、私はまだ高校生で、知らないことが多すぎた。

例えば頑なになっていたこともあった。
例えば希望もいっぱいあった。
例えば同じくらい、不安もあった。


緩やかに変わってゆくことはとてもたくさんあって、
言うなればヒトが歳をとるって言うのはつまり、そういうことね。

日々ゆっくりと。
でも時々、ころっと急変することもある。

ヒトの気持ちなんて、その最たるものだと思う。


今、2008年の2月16日を生きている私は、そう思えて仕方ない。

1ヶ月前の私と今の私では、ある物事に対する気持ちの持ち方が全然違うのだから。
キッカケなんてヒョンなことで。
今まで知らなかったわけではないことなのに、急に何かのキッカケで変わってしまうこと。

それを知ってしまった今となっては、もう、1ヶ月前の自分には到底戻れない。

それはつまり、時間が戻らないから。

今まで積み重ねてきた時間も何も、
全く関係なくなってしまうほどの、「急変」が訪れてしまったこと。

気持ちの雪崩にブレーキをかけても、私の性格上、どう考えても無理に決まってる。
ブレーキをかけることはむしろ、スパイスの1つにしかならないに違いない。
ブレーキのようで、それは、アクセルだ。


今までが無駄だったわけでも、つまらなかったわけでもない。
私は私らしく、日々、悩んだり困ったり怒ったり笑ったり楽しんだりしてきたのだけど。

それでも急変は防止できない。
だからこそ、抗っても仕方ないと自覚してる。

1番の原因、それは何よりも、私の興味や好奇心の深さや貪欲さ。
掻き立てられたら、いつか飽きてどうでも良くなってしまうまで、続いてしまう底のなさ。

決して正しいコトではないと思っていても止まれない、
誰かを傷つけても自分が傷ついても、
足が止まるまでは進まずにはいられない。


そういうことが起こってしまった。
だから、どうにもならない。

心のままに居ることしか、出来ない。

許される必要性が私には足りない。
許されたいと思ったら、そのうちブレーキがかかるんだろうから。
それが私だから。

どうしようも、ないのよね。


・・・ただし、まだ、最終的な決断は据え置きです。

あースッキリした。
超自己満足日記だね(笑

2008年02月16日(土)
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