やさぐれ日記・跡地
アルティーナ



 同居と同棲


お昼時、次女姉から電話がきまして。
ちょうど最終面接も終わって落ち着いたところだったんで、泊まりで遊びに行くことにしました。

場所は例のごとく自由が丘ですよッ。

夕方お邪魔して、ヒトミたん(姪っ子10ヶ月)に遊ばれて(ぉ
スーパーへ買い物へ行って本日はお好み焼きー。


ヽ(*´¬`)ノ わーいお好み焼き久しぶりー


1人暮らしだと作らないのよねぇ、うん。

食材買う時に
「お好み焼きって、具、何入れるっけ」
と話し合い(?)

母が作るお好み焼きは何でもアリだったから、今更混乱。
イカとタコが同時に入ってるとか、余りもののゴッタ焼き状態。

ちなみにお好み焼きソースは、ウスターソース+マヨネーズを混ぜたものです。
これも実家譲りだね。
邪道と言われそーだ(´¬`)


三女姉にメールをしたら、ちょうど自由が丘で同僚と食事してるとかで。
21時過ぎに三女姉もやって来ました。

オンナ3人でぶっちゃけトークふぇすてばる。


あ、そういえば三女姉が誕生日プレゼントに桃1コくれた(ぇー

プレゼントに桃1コって初めてです( ´_ゝ`)

有り難くもらっておきました。


でー。
三女姉は兄姉の中で最も酒癖が悪い。
父譲りの酒癖の悪さ。

(あ、私は悪くないヨ。酔ったら眠くなる。)


いやいやなんつーの。
アレだ。

酒癖の悪さが出ちゃってーですね。

元はと言えば、三女姉とその彼氏さん(先日「いみじくも」を連呼してたオモシロ人)の話をしてたんだけど。

三女姉がココダケの話で、「彼と一緒に住もうと思ってる」と話始めたのが発端でした。


実は私だけは以前チラっと聞いていたんだけど、次女姉は初耳なわけで、当然のごとく

「同棲するの?」と聞いたわけです。

そこで三女姉は「チガウ。同居するの」と返して。

そこからバトルの始まりですよ(;´Д`)うはー


次女「同居って何さ。同棲じゃないの?」
三女「チガウってば。同棲って響きはイヤラシイし、遊びで一緒に住もうとしてるワケじゃないの」

次女・私『そりゃそうでしょ』


そんなんウチの親が許すハズありません。


次女「何で一緒に住もうと思ったわけ?」

ここで三女姉、かくかくしかじか。

要約すると彼氏さんはお仕事が非常に多忙な方で、午前様がデフォらしく週末くらいしかまともに会えないそうな。
で、もっと一緒にいる時間を確保するためには一緒に住むのが有効なのではないか、と。

(個人的意見を書くと、別に週末会えるならいーじゃんと思うのですが。
三女姉は寂しがり屋さんで毎日でも会いたい派らしいので、現状満足できる状態じゃないらしい)


つまるところ、好きだから、少しでも長く一緒に居たいから、ってことです。


次女「で、同居ってこと?」
三女「そっ」

次女「それを同棲って言うんだよ」
三女「ちーがーうーの」

私「だってルームシェアじゃないんでしょ」
三女「家賃は半分ずつだよ」

私「そうじゃなくてサ。友達同士で部屋を半分コするなら同居(=ルームシェア)だろうけど。
恋人同士が一緒に住むならそれって同棲じゃーなかとですか」

三女「ちがう」


違わねーよ酔っ払い(´¬`)


どうにもこうにも同棲って響きが気に入らないらしく、拘る三女姉。
まぁ確かに世間的にウケは良くない言葉なのだろうけど。


次女「一緒に住むったって保証人どうすんの」
三女「それは彼氏さんの方から出してもらう」

次女「は?一緒に住むなら2人とも住民票提出しなくちゃならないし、保証人も両方から出すんだよ」
三女「え、そうなの?」

次女「・・・あんたね、そんなことも知らないで一緒に住もうって考えてる時点で甘いんだよ」
三女「でも家賃もきっちり半分出し合うし、寄生するわけじゃないもん」

次女「親に何て言うのさ、まだ紹介もしてないんでしょ」
三女「今どうしようか考えてるの」

次女「結婚の約束とか、婚約してからならともかく。
そうでもないのに同棲するのを許してもらえると思ってんの?」
三女「だから同棲じゃないんだってば!」

次女「同居と同棲の違いもきちんと説明出来ないで、私らすら納得させられない状態で、ウチの親が首タテに振るわけないっつーの」
三女「うまくやるもん納得してくれなくていーし」








その後暫く口論は続く(ぉ
私はちょこっと口挟むだけで後はダンマリ。

ぃゃぃゃいつもは理論武装のカタイ三女姉も、酔っ払うと脆い。
これじゃ難しいだろうなぁとかどうしても思ってしまう。

案の定私も絡まれ。


三女「○○(私)、あんたはどう思うよ?」

・・・うぇー(´¬`)


私「・・・実はさ、以前同棲しようかと思った人がいて、親に話したことあったんだよね」
三女「え、まじ?」

私「今考えると身の程知らずなこと考えてたな、って思うんだけど」
三女「反対された?」

私「後でやんわりとね。と言うか、無謀だったと思うし。
学生の(親のスネをかじってる)身分でそういうことするのってフザケてるなと反省した。

でもそれとはまた別で、たとえ社会人だったとしてもどうかなって部分があるよ。
ウチの場合はほら、親がカタイっつーか、しっかりしてるっつーか、きちんとしてるって言うのかな。

結婚する前に一緒に住んでみるのは有意義なことだと思うけど、ホントに結婚するってのが決定してなきゃ凄く難しいと思うよ」

三女「うーん・・・」

私「○○ちゃん(三女姉)は社会人を長くやってるわけだし、いろんな面である程度しっかりした判断は出来ると思ってるし、何より上手くいって欲しいなと思うけど」


次女「私もうまくいけばイイと思うけど。甘いんだよあんたは」


そこでまた口論スタート(次女姉・・・orz

気がつけば23時。
三女姉の声がうるさいらしく、ぐずってるヒトミたん。

静かにしろと何度も注意する次女姉。
聞かない三女姉orz


しまいには
三女姉が私に「私と○○ちゃん(次女姉)どっちが正しいよ?」と聞いてくる始末。

正直に次女姉のが正しいって言っちゃったんですが(マテ


いい加減次女姉が怒って追い出し。
捨て台詞を散々言いまくって三女姉は退場(´¬`ll


あー、また1つ軋轢が。ははは。ヤンナッチャウネー。


とりあえずヒトミたんを寝かせて、リビングで静かにトーク。

あのままじゃ上手くいかないよね、とか。
いろいろお話してました。

こういう大事な話の場合、感情的になったら全てがパーなわけで。
酔っ払ってるせいもあったけど、今のままだと親の了解は得られないだろうと思う。

同棲って言葉に過敏に反応してるのも、1つのネックかなぁ。


ラブな2人が一緒に住むのって、同棲じゃないのかな。
だってルームシェアと違って、もし別れちゃったらどっちかが部屋を出てくワケだもんね。

結構リスクも大きいよね。


他にも私の性格のこととか次女姉にいろいろ言われ。

私は兄姉に絡んだり喧嘩売ったりはしないけど、感情を外部に発散する兄姉がいれば、内部に溜め込む私みたいなタイプもいる。

姉3人はみんなカミングアウト派かなぁ。
多分私だけが家族の前では静かにしてることが多い。


でもそれは、他の場所でカミングアウトしないとバランスがとれない。
次女姉に「あんたは恋愛においてそういう部分が出てる」って言われて痛かった。


ある意味そうだと思うけど、ある意味そうではないと思う。
でも上手く説明する自信がないから、家族の前では「そういうわけではない」って言葉の後に、続きが出てこない。

だから次女姉は認めてくれない。
「そういうわけではない」ことを、認めてくれないのだ。

きちんと説明できない以上、私は「恋愛において発散してる」って言う50%だけ真実なレッテルを、100%貼られてしまう。


私にはそれがまた気が滅入る。
また胸の内に溜まってしまう。

私は、次女姉とはおそらく感受性の強さが似てるからいろいろ突っ込んだ話をすることが出来るけど。

でも次女姉の「決め付ける」姿勢が苦手だ。


迷うことなく私の性格も価値観も、こうだと枠を与えられてしまうのが、とても苦しい。
それは違うと筋道立ててきちんと否定できない自分が情けない。

次女姉は他の人に対してもそうで、もしかしたら違うかも知れない可能性を排除してしまってるように私には見える。


けれど「そうじゃない」と覆す明確な言葉を持たない私は、言われたら言われた分だけ、ある程度聞き流して、残りは胸の内に沈殿させてしまう術しか今のところ持たない。

最近では、自分の心に沸き起こる機微を家族に伝えようとする気持ちすら半ば諦めかけている私がいる。



「家族」って、なんてエグいんだろうな、って思う。


とってもダークな話になってきたので切り上げよー。
そのうち気が向いたら別の日に続きでも書きますよって。


2005年07月21日(木)
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