やさぐれ日記・跡地
アルティーナ



 ぱんちゃん

突然ですが、私はぬいぐるみが好きです(ぇ

初対面、外見、雰囲気、ちょっと話した感じだと絶対にわからない&想像出来ないとは思いますが。

好きなんです(何だよ


特にパンダはフォーリンラブです(落ちるな
前世はきっとパンダに襲われて死んだ中国人なんだ、とか考えてしまうくらい好きです。

アフォ言うなそこ。

幼稚園の時、長女姉にもらったパンダのぬいぐるみは今でも持っています。
上京する時も、このぬいぐるみだけは引越し荷物に入れました。

高さ25cmくらいのミニサイズで、今じゃ抱きしめて一緒に寝るってことはしませんが。
小さい頃は、それはもう溺愛しまくりーの。

母なんかには「あんたの嫁入り道具かい?」とまで言われ、もちろん満面の笑みで頷きましたが(´¬`)

パンダ以外にも好きなぬいぐるみはあって、トトロにも一時期ラブでした。
(や、今も好きだけど)
まだ自分が実家に居た頃(中学生あたりまで)、たまに実家に帰ってくる姉とか兄にお願いするお土産は、いつもいつもぬいぐるみ。

溢れんばかりのぬいぐるみを手に入れても、いつまでもトップの座を誇ったのはこのパンダ、通称ぱんちゃんでありました。


17年ほど一緒にいるのに未だに名前がないんですが。


小学生時、ままごと遊びを友人としていても、私が使うのは必ずぱんちゃん。(時にはちっこい灰色トトロ)
しかも扱いがチョー上手い(自他ともに賞賛(スンナ
声も変えてぱんちゃん声で喋ってました。

お前ヤバイとか言わないそこ。


どうしてかわからないけど、本当にどうしようもなく好きで好きで。
上野動物園で生まれて初めて生パンダを見た時も、狂喜乱舞していたし(迷惑

宝モノは何?って聞かれたら、フルートだとかピアノだとか、もらったアクセサリ等をあげるかも知れないんだけど。
ぱんちゃんも宝モノ。

変な話、火事だとか大地震が起こった時、何を持って逃げるかって聞かれたら、フルートとかよりもぱんちゃん持ってくと思う(笑
逃げれなければぱんちゃん抱えてそうだし。

でもひょんなことから私が死んじゃったりしても、棺にこの子は入れないで欲しいと思う。
人形に魂が宿るなんてアレな話だけど、宿るとしたら私の場合は絶対ぱんちゃんなんだな。
一緒に連れていきたい、って気持ちよりも、私を1番理解してくれている人の元で、ずっと大事にされて欲しい。

ただ、飾っておいてくれるだけで良い。

抱きしめながら1人コッソリ泣いた夜とか、横に飾りながらいろんなことを考えて一喜一憂したことだとか。
それは誰も知らないことで、ぱんちゃんしか知らないことなのだ。

手術の後もあるし(母に縫ってもらった)、何度か洗ったせいでところどころハゲてるし、とっくに毛玉になっちゃって薄汚れてるぬいぐるみなんだけど。
(でもねー尻尾の裏だけはチョットだけキレイなんだよー(笑)

きっともう同じモノは何処にも売ってないし、類似品だろうと同じモノだろうと、他のだとダメなのよね。
ぱんちゃんだけが知っていることが多すぎるのだ。


私の場合は「ぬいぐるみ」なんだけど、読者の皆さんはそういうモノありますか?
人間じゃなくて、モノ、で。

人間に対してこういう気持ちを抱くのはとても大事なことだけれど、モノに対して抱いても良いと思います。

思い出の品を大事にする人は、思い出自体を大事にしているのだろうし。
どんなモノでも、馬鹿にしちゃイケナイなどと思うわけです。


そんなわけで将来私と結婚する人は、ぱんちゃん付きです(照


2005年05月26日(木)
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