やさぐれ日記・跡地
アルティーナ



 <スーツでポンっ>

木曜日は講義が1コマしかないので。


終わってからソッコー帰宅。
バリッとスーツに着替え。

















母は地元で歌を歌ってる。

なんか、コーラス隊みたいなモノが出来て、それに誘われて始めたんだそうな。



私「歌の方はどーなの、調子は?」

母「楽しいわよぉ。今度の発表会、ソロ任されちゃってvv」


私「うっそまぢで?!すごいぢゃーん。目覚めたか?」

母「ついでに司会まで頼まれちゃったんだけど」


私「・・・(それは押し付けられたんだろうな)」

母「毎日が楽しいわぁ。音楽って素晴らしいわね」





母は、もともと声が綺麗。だと思う。


でも。

昔から、音程がズレていた。(ぁ




昔、母の歌っていた子守唄なんて。
それ聴いて育った子供よ、よくぞ音感狂わずに成長したなとゆー勢いで。




音楽に関しては、父方の血だと常々子供に言っていたけれど。

母は母で、確かに良いモノ持ってるんだと思う。



今までは子供を通して得ていた、音楽の素晴らしさを。
今になって、自分で体験しちゃったもんだから。




ハマっちゃうだろーな。






母「やっぱり音楽を勉強して欲しいわ。○○ちゃんには。
自分でやってみても、やっぱりそう思うもの」

母「・・・あぁそれでね、学校の面接、4日の13時からだから」






あと2年だけ猶予をもらって、大好きな音楽を思う存分やる。


そんな我が侭をこんなにカンタンに許してくれる親も親で。
(やっぱ過保護で)


そして、親を納得させてしまうほど音楽ってのは魅力あるものなんだと。







だから私は、自分がどれだけ音楽をやりたいか。

それだけを伝える努力をすればイイ。





















12時過ぎに家を出て、大学とは反対方向の電車に乗り。


ここから面接地までは駅3つ分。
大学と距離的に変わらないし、それってかなり近い。



こんな近くに、都合良く学校があったもんだ。

へぇー。(ナニ









行ってみると、学校の中は「意外」の一言だった。

想像してたのと違う。
って、どういう想像してたのかは、現実見ちゃうと忘れるもんだ。




別に、新築の建物を思い描いていたわけではないけれど。

なんとゆーか、懐かしい感じがした。



そして、少し生ぬるい感じも。







面接は学長と1対1だった(ぁ





何か世間話もしてた気がするんだけど(したのかよ

さほど緊張する必要もなかったっぽ。





でも、脳内で腹が立ったことも実はあった。>面接中

ってか何故か知らないけど、
「芸大に進学されるんですよね」

とゆーことになってるし。(しねーから(素




芸大行くつもりなら、ココ行かないで1年浪人するっつの。
2年も後なんて時間の無駄(マテ






・・・ってか、4年制の大学行ってたら私、26歳になっちゃうYO(激震









ってなわけで。

無事(?)面接も終わり。



少々腹を立てて(他にもあったのか



再び帰宅し、スーツから普段着に着替えて。






健気にバイトへ行きました。(ちーん

何だか非常に疲れる1日だった。


















母「面接頑張ってねー」

私「はぃなー」


母「アナタ、落ちたらコッチに戻ってくるんだからね」

私「は、なにそれ?!」


母「そう決まってるんですー」

私「そんなの聞いたことないっつーか、ぜってー帰んねー!」


母「ダメでーす」

私「落ちないもんね!そんでもって実家には帰らないからね!!」








・・・音楽の素晴らしさを知っても、母はやっぱり子供1番たいせっつー(依存ちっく)な母だったのでした。




(しかし私にプレッシャーかけるあたり、ツボを良く心得てらっしゃる(滅)







2003年12月04日(木)
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