やさぐれ日記・跡地
アルティーナ



 <お見舞い>

お昼ごろ、近くの市立病院に行ってきました。

中学時代の親友が自動車事故で入院してて。



母が入院した時以外に、お見舞いなんてほとんど行ったことがなかったので。
「どんな花が良いんだろー」っと花屋さんに相談しつつ花束買いー。

受付で病室聞いて、れっつらごぅ。





親友が事故ったのは10日前。

アベから「落ち着いて聞けよ?」と前置きがあったけども、さすがに驚いた。


怪我はかなり酷かったらしく、「面会謝絶かもしれないから、行っても会えないかもよ」と言われ。





(、、) でも20日には千葉に帰るしなぁ





ってことで帰る前にお見舞いお見舞い。

事故った話を聞いてから今日まで、結構いろいろ考えた。
精神的にもダメージを受けているであろう彼女へ、どんな言葉をかけるべきなのかなぁとか。

事故のことを根ほり葉ほり聞くのはヨクナイし。

誰かの親が、たまたま病院で彼女の入院を知って「よく生きてたねぇ」と口走ったらしいんだけど。
・・・逝ってこいそんなコト言った野郎は(呪


そんなデリカシーのない話はこれまたヨクナイ。



いろいろと悩んで、アドバイスも受けて、ここはやはり至ってフツーに会いに行こうとゆことで。


(、、) とは言いつつちみっと緊張






病室のドアをノック・・・しなくても全開でした(ぁ


面会謝絶ぢゃないやん。



「えー、あれー?どしたのさー?!!」






・・・彼女は何かすごく元気でした(どっと脱力

自然と笑っちゃって。
いや二人して驚いたんだけど(ぉ



うわぁ久しぶりだねぇvとか言いつつ。
そういえば会うのは1年ぶりでしたよ奥さん。


彼女のご両親もいたのでご挨拶(ぺこりっと





「ほんっと久しぶりだねぇ〜、綺麗になったねぇ〜」


「をほほ、そりゃあ日々ヲンナを磨いてますからv」←逝け自分




ちなみに彼女はすっぴん美人でつ(´¬`)
化粧しなくてもすげカワイイ(w


花束を渡したらとても喜んでくれたので、良かった良かった。



「実は明日、左足の手術なんだよねぇ、タイミング良かった」

「頑張ってねぃ、退院したらコッチに遊びにおいでよ。
ディズニーランドも結構近いから」

「行く行く、ってか成人式でる?」




えぅ(’’) ←面倒なので出ないつもりだった(ぉぃ

だって振り袖ってツライし。
動きづらいし息苦しいし。(高校の卒業式で着た

って母に言ってあるし(ぁ




「リハビリが辛そうだけど、成人式で振り袖着たいんだー」



(、、) ほむり。





「・・・・・・そっかぁ。
私も一緒に振り袖着たいから、出ようかなぁ」

「うん、一緒に出よ出よv」


「じゃあ次は成人式で会おうね」

「おぅ、頑張るぜー」




っと約束をして。

20分ほど話をして、そろそろ空港に行かなくちゃーってことでお別れ。



まだまだ話し足りなかったけど。
彼女もゴハンの時間なので。





うーん。
会う前とは打って変わって、凄く安心しちゃった。

もともと無理して明るく振舞いがちな彼女だから、もしかしたら私の前でも無理してたのかもしれないんだけど。

私はもちろん、たぶん彼女も楽しい時間を過ごしてくれたなら、やっぱり行って良かったなぁと思う。









会う前は中学時代のことを考えてました。


中学で彼女と交換日記(古っ)をしてたこととか。

手紙の交換を何度もしてたこととか。

家は遠かったので、遊びに行ったり来たりってのはなかったけど。


あの頃は「あの男の子が好き」って秘密を打ち明けあったりして。
お互い「両想いになれるといーね、頑張ろーね」とかカワイイこと言ったりネ(吐血


ある時、彼女がくれた手紙にはこんなことが書いてあって。



『私ね、○○にすごく感謝してるんだ。

私が小学校の頃クラスのみんなに仲間はずれにされて、いじめられてた時。
毎日が辛くて、“もう死んでやる”って何度も考えたけど。

そんな時に○○が今までと変わらず仲良くしてくれたの、覚えてる?
すごく嬉しくて、また頑張ろうって思えたんだ』


みたいな内容。
うわぁこれはドラマか?って感じですね旦那(黙れ



小学校の頃、確かに彼女はいじめられてて私もそれは知ってたけど。

何だったっけなぁ、彼女が「可愛い子ぶってる」ってくだらない理由だった気がする。


当時の私は「別にみんなが嫌いでも、自分が嫌う理由ないしー」ってマセたこと考えてたガキだったので(ぁ
誰とでもフツーに接してた・・・と思う。

彼女を特別視してたわけじゃないし。(気を遣わなかったわけじゃないだろうけど



いじめられてて可哀相だから、とかそういう理由でもなかったと思う。

てかその前に、いじめを止めろよ私って感じですネ(どーん



幸い(?)いじめられっ子を庇うと自分もいじめられる、という図式にはなりませんでした。
考えないっつのそんなコト。


でも、感謝されてるとは言われるまで気付かなかった(、、




知らぬ間にヒトダスケなんてしてたのか、と。



そんなこんなで互いの仲を深めあった、なぁんて純なエピソードが(帰れ








ただ、それを思い出したせいか。

いざ“死んじゃいたい”って思ってる人を目の前にして、自分はどういう態度をとれば良いのか。
逆にわからなくなっちゃって。

小学校の話は無意識的なものだし。



悪い意味でうだうだと考えてしまったのも事実。


また“頑張ろう”って思って欲しい、ってのをどう伝えれば良いのかなぁって悩んだ。

自分勝手な話、また自分がそういう励ましを与えてあげられたら、って考えた。



凄くエゴなんだけどネ。

お前ナニサマよ、って感じなんだけどネ。




そんな妄想はどうでもいいとして、彼女も結構落ち着いて前向きに考えていたようなので良かったデス。





頑張って欲しいなら「頑張れ」って伝えれば良いということとか。
フツーに世間話してくればいいってこととか。



アドバイスどうもでした_(、、_(感謝








さて、帰るべー。




2003年08月20日(水)
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