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■ 言語生活(あるいはドーナツ屋さんの話)
一升びんを指さす。 「おさけ」。 キッチンペーパーの芯を持って、そのびんの上からかぶせる。 「ぼうし」。
「ぐんばんぼ」 さくらんぼ。「く(ん)らんぼ」と言っているつもりらしい。
「つっとやーつ」 すっとするやつ。アルコール洗浄綿のこと。りー母が使うので、覚えたらしい。
「てんたんく」 せんたく、つまり、洗濯ばさみのことを言っているらしい。
「きりん しましま とことこ ねー」 きりんが、しましま模様であって、とことこと歩いている、ねー。
お風呂で、楽しかった1日を思い出す。 きょうなにしたっけー。 と言っても、まだああしたこうしたと言えるわけではないので、私が、ばあちゃんちに行ったね、とか、わんわんに会ったね、とか言って、それに対しKが「ねー」などと同意するというのがパターンなのだが。 不意に言った。 「どーなっつ」 確かに、実家に行くのにドーナツを買って行った。Kはさつまいものごまドーナツ(むらさきいものパウダーがまぶしてある)をほとんど1個食べた。 わりと最近うちの近所に引っ越してきたお店で、チェーン店ではなくて個人でやっている。ドーナツとワッフルを売っていて、テイクアウトがメインだけれどお茶を飲むスペースもある。甘みが控えめなのと、おやつ屋さん的風情なのと、かかっている音楽がわりと好き(ダイアナ・ロスとかカーペンターズとかが流れていてドーナツ屋、というとなんかまあそういうお店です。)なのと、ドーナツを買って飲み物をオーダーするとほとんど飲み物のお代だけでドーナツが付いてくる、というコストパフォーマンスの高さと、いろいろで、好意的に思っている。ドーナツという食べ物が積極的に好きかというとそういうわけでもないのだけれど、心意気というか。
ドーナツを買いに行ったことがよほど印象に残ったらしく、その後もお店のそばを車で通りすぎると「どーなっつ」とつぶやいている。
2008年07月13日(日)
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