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みんみん



 誕生日(りー氏の)

昨夜は、fbwmの方で既に触れた通り、LAN設定のため私の実家へ。
実家にある3台のノートPCをつないだ。ホスト名はそれぞれ「TAKO」「IKA」「EBI」(父の留守中に母と相談して決定)。タコとイカは父の大好物。タコの方がより好きなので、メインをTAKOとする。エビは普通に食べる程度だが、イカ・タコと来たらエビだろうというわけでりー氏が決めた。毎冬越前ガニを食べに行ったりしているので、「KANI」でもよかったかも。


いちにち。
朝、父より電話。メールもネットもできないとのこと。後ほどりー氏が行く旨伝える。
午前中、私は母と映画を観に行く。観ている間にりー氏は私の実家に行ったようだ。今日はりー氏の誕生日と知った母は、昼どきだし、おすしとケーキを買って帰ろうかと言う。私は約束があったので、りー氏の好きなすしネタを伝え、ケーキ選びにのみつきあう。ケーキはホールではなく単品で。りー氏はフレッシュフルーツのタルトが好きなので、マスカットのタルトと木いちごのタルトを選び、2個目の案としてクレーム・ブリュレを選んでおいた。シュークリームも好きなんだけど、タッチの差で売り切れたのでパス(いっぱいあったのに気がついたら後で入ってきた1組の客にすっかり買い占められていた!)。その他若干のケーキは母が選んだ。
# はたしてりー氏はマスカットのタルトとクレームブリュレを食べたそうな。読み成功。
ケーキ屋さんで母とは別れた。りー氏は私の実家にて私ぬきで昼食を食べたという次第。私は友人宅へ。

結局PCの方はいわゆる人格エラー(りー氏が見たら直る)だったようだ。

せっかくなので誕生日企画を考える。
電気屋に行き(めいめい実用的な買い物をするのみ)、飲み屋をはしご。
こういう時に行きたい店は決まっているのだが、あいにく日曜日は休みと来ている。新規開拓を試みるもいずれもいまひとつ。むーん。企画はin vainくさい。でも一応誕生日的な会話をしてみる(生まれた日のことを聞いたことがあるか?とか)。
代行で帰る。代行なのにタクシーより高いって一体・・・



映画「おばあちゃんの家」
ずっと観たかった作品。「王様のブランチ」(って軽いかんじだけど、たまに観ると面白そうな映画を扱っていて参考になる)で紹介されたのを見たとき既にちょっとうるっとしてしまったのだけれど、実際に観たらやっぱりぼろぼろ泣いてしまった。泣かされたというあざとさではなく、自分の中のサンウ(主人公の男の子)とおばあちゃんを思い出して泣くのだろうと思う。子どもというのは身近な大人に対して残酷な仕打ちをしてしまうものだとかつて子どもだった私は思うから。
おばあちゃんがまたいいのだ。
リンクさせるべくサイトの説明を見ただけで改めてぽろぽろ来てしまった。「泣けるから」観てねというのではないよ。おばあちゃんとの思い出がある人は是非。

母と観たのは、映画を長いあいだ観ていないから、いいのがあったら誘って、と言われていたから。

私が今まで観た韓国映画は「シュリ」「ラスト・プレゼント」などだが、どちらもわかりやすいストーリー展開で、感動志向とでもいうのか、ハリウッド映画とはまた違った傾向・型というのがありそうだと理解していた。そしていくぶんステレオタイプなところに単純に「感動」して終わるのもちょっと物足りないと思っていた。「おばあちゃんの家」は、主役以外すべて実際に村の人たち、という特殊な事情も大きく影響しているのだろうにせよ、見終わった後素直に、あーよかったなーと思えた。これも単純?でもこういう単純ならいいや。

例えばフェリーニの「81/2」、ああいうメタなんとかみたいなゴリゴリ頭デッカチなのを面白いと思い、いろいろと考えてみるのが好きだけど、それはそれ、これはこれとして。


チケットの半券が1万5千円ぶんたまった。
これで平日の無料チケットに交換できる。うれしいなー。
# そういうシステムがあるのですわ。>東宝@Fボーレ&Iオン

2003年11月02日(日)
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