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■ かにとねこ
1ぱい100円のかにを3ばいもらった。 お味は1ぱい100円なりの味。1ぱいずつ食べた。 残りは明晩かに汁にしよう。
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ねこばな。
朝、縁側を網戸にしていた。 何か気配を感じたのでふと見ると、黒白猫(ピンクのノミ取り首輪をつけている)が座っており、にゃー、と言ったような気がした。 お、ごはんでも食べてゆかれますか。戸のすぐ近くにエサが置いてあったので、においにつられてやってきたのかも知れない。近づくとにゃーではなくしゃーと言った。そんなつれない。
実家に行ったら黒ちゃんの話になった。 黒ちゃんはお隣りのMさんちでごはんをもらっている野良の黒猫だ。黒い毛色がなかなかシャープだが、押しが弱く、時々他の猫に追いかけられていたりする。野良猫にしては目つきが険しくない。 「S(地名。計ったことはないが、実家から3kmは離れていると思われる)に黒ちゃんのことを欲しいっていう人がいて、えさ付きでもらわれていったんよ」と母。 へー。 「でも帰ってきてしまったんだって」 そりゃ外に出してたらそんなこともあろうかね。でもなんで帰ってきてしまったんだろう。 「やっぱり慣れた場所がよかったんじゃない。猫は捨てに行っても戻ってくるっていうからね。Mさん、『またえさ買って来んならん』って言ってたよ」 猫捨てるなー(そういう話ではない)。
捨てられるということに関しては、のいの方が知っているのかも知れない。 散歩中、道に迷っただけかも知れないけれど。
「あんな黒い猫がいいっていう人もおるんかー」と父が言った。いや、黒猫好きな人というのはいるよ。 それに黒ちゃん性格いいもんー、と母と私。そこを横切る茶トラ。よその猫の話をしているというのが気配でわかるのだろうか。あっちに行ってしまった。 のいはかわいいけどワガママかね。
あっちに行ったままだ。
のいはかわいいよー
と、「あっち」に向かって叫んでおいた。
あとでかににつられて来た。でもあんたにはやれん、と念押ししておいた。悪いね。
2003年10月28日(火)
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