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みんみん



 せまいよのなか

りー氏は出勤。仕事でガラス工房(個人の方の)に行っていたらしい。その帰りに富山市のガラス工房に寄ってみたら、ちょうどお祭りをやっていたそう。
そうだった。ちょっとした知り合い(ただし顔を認識しているかどうかというと心許ない)がいるので、訪ねてみようかしらと思っていたのだった。でも、当初私はこの週末留守にする予定だったので、行かれないな、と思い定めてしまい、日曜日はともかく(工房のお祭りは2日連続で開催)土曜日は富山にいたというのにすっかり忘れていたのだった。
惜しいことをしたなあ。でも夏休みにチャンスがあるかも知れないから、そちらを期待していよう。
ひょっとするとそのうちりー氏と知り合いが仕事で関わるようになったりもするのかなあ。わからないけど。

夜、りー氏の会社の社長さんと、Hさんと一緒に韓国料理を食べに行く。
どこでどうなったか銭湯→フロ屋の番台の話になる。
今はなき「ぶ〜け」という雑誌に、「フロ屋のおきて」というマンガが連載されていた。作者は藤谷みつるさん。これは堀川小泉の朝日湯がモデルで、そこのお嬢さん(今は結婚されてお子さんもいらっしゃるが)が描いていらっしゃったのだった。
お客さんもいろいろ登場するが、おばちゃんたちは皆バリバリ富山弁で、連載が始まったとき、ここって富山じゃないのか?と思った記憶があった(はたしてそうだった)。当時は東京在住だったので、何かなつかしい気持で毎月楽しみに読んでいた記憶もある。
で(前置きが長い)、実は藤谷さんのお姉さんは、HさんやM谷さんと仕事上でつながりがあったらしく、藤谷さんの作品にスクリーントーンを貼りに行ったこともあったそうだ(「フロ屋のおきて」のではないけど)。
「フロ屋」以外にはラブストーリーを読んだことがあるが、これはまた違った作風で、ナイーブな雰囲気を持っていてとてもいいと思った記憶がある。藤谷さんは今でも番台に座っているそうな。

標題は「せまいとやま」とも言うな。

2003年07月05日(土)
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